保安大学にアメリカからの職員は一人も入れません。またそういう計画もありません。
保安大学にアメリカからの職員は一人も入れません。またそういう計画もありません。
保安庁といたしまして、みずからの手で火薬の製造、弾薬の製造ということは、少しも考えておりません。民間においてただいま火薬工廠の運用についていろいろ話があるようでありますが、保安庁としては考えておりません。
ただいま保安庁で使用しておる武器に対する弾薬は、全部アメリカから補給を受けておるのであります。その数量は、アメリカとの関係におきまして遺憾ながら申し上げることができません。御了承願いたいと思います。
ふやす必要は、現地としては持つておるでありましよう。しかしただいまのところでは、まあこのくらいでがまんをするということになつてこの法案を提出したのであります。
あれは新聞の間違いであります。私の在任中ということは申したことはありません。ただいまの情勢においては十一万でやつて行く、こう言つたのであります。
私は、二十八年度の予算において、ただいまの段階における漸増計画を盛り上げたい、こう申しておるのでありまして、長期の漸増計画につきましては、私はただいまのところは何とも申し上げることはできません。
それは、何とも申し上げられないというのは、私は持つていないということであります。
私が常々申し上げておるところでありますが、保安隊は私は容易に出動すべきものではないと考えております。要は非常事態、これを裏から申しますると、普通の警察力ではとうてい処置のできないような大きな事件の起つた場合、このときに初めて保安隊は出動すべきである、こう考えております。
御説ごもつともでありますが、われわれ治安の任に当る者といたしましては、あらゆる角度からそれを検討して参らなくてはならぬ。ただいまはきわめて平穏無事の様相を呈しておるのでありますが、これを一たび外国の事例に徴しましても、容易ならざる反乱なり擾乱が起り得ることは事実であります。現在の国際情勢、国内情勢にかんがみまして、われわれといたしましては、国家の平和と治安を維持する上におきまして、十分な手当をする必要があるのであります。事なきにおいて事あるときを十分考えておかなければ、一たび事変が起りましたあかつきにおいて、ほぞをかむような事態を生ずることは、これは歴史の示すところであります。従いまして当局といたしましては、現在の保安隊の組織をもつ
現在のいわゆる共産党の地下運動、それから右翼の活動、これらの手当につきましては、むろんある程度までは今御審議を願つておりまする警察制度の改正によつて、まかなつて行けることだろうと考えております。しかしながら御承知の通り外国の事例を見ましても、あるいは仏印の反乱の例もありまするし、あるいはマレー半島における共産党のあの大きな騒擾事件もありますし、ビルマにおいてもまたしかり、あるいは過去においてはスペインにおける反乱のごとき、これは初めはもちろんだれも予想していなかつた、単なる地下活動にすぎなかつたのでありますが、これが一たび外国との結びつきにおいて大きな事態を引起したということは、現実の事実であります。今門司さんの言われるように、それ
今回の警察法の改正は、要するにいろいろな問題が起つた場合に、いわゆる普通の犯罪の捜査より高度の、あるいは治安を乱すというような場合に十分な手当ができる、つまり平たく申しますと、警察の機能を能率的に発揮できるようにしたいという構想のもとにこの法案が作成されたと考えております。そこで保安隊との結びつきでありますが、この警察はさような場合に常時能率的にこれを動かせるような組織であります。しかして保安隊は先刻も私し上げましたように、どうしても警察では手当のできないような大きな事態が生じた場合に、初めてこれを出動させるという建前になつておりますので、要は国家の平和と治安を維持する上におきまして、両両相まつて万全を期したいという所存である次第で
もちろんさような場合においては、警察も出動いたしましようし、保安隊も出動いたしましようし、また民間の人たちもこれに協力を与えてくれるものと私は考えております。
今度の警察法の改正は、決して警察万能主義に基いたものではないと私は考えております。これまでのような自治警察と国家警察の二本建でありましては、警察の機能が十分に発揮できなかつた。これは当面の法務大臣から十分御説明があつたでありましようが、われわれ従来の経験によりまして見ても、この連絡、調整が制度上きわめてまずかつた。大きな事件につきましては十分にその機能を発揮できなかつたことは、これは現実の事実であります。たとえて申しますると、大阪の吹田事件のごときは、私は、その生々しい例だと考えております。ああいうことであつて、はたしてほんとうに警察の力が発揮できたであろうか。ほかにも実例は幾らでもあるのであります。そういう場合において、現在の警察
私は大きな事件では、名古屋の大須事件のごときもその例であると存じております。
私は所管大臣でありませんから、この際は御遠慮申し上げたいと思います。
取消せと仰せになれば、取消します。
繰返すようでありますが、われわれ当局といたしましては、あらゆる場合を想定いたしまして、国家治安の完璧を期したいこう考えておるのであります。
これは国内情勢ばかりではなしに、国際情勢から判断いたして、また歴史の示すところをすべて取入れて完璧を期したい、こう考えております。
そうであります。警察力をもつてしては、とうてい対処できないような大事変が勃発した事態のあらかじめの手当として設置されたものと考えております。
申すまでもなく直接侵略に対しては、ただいまのところ日本ではこれに対処する戦力というものは、遺憾ながら持つことはできないのであります。従いましてこれは日米安全保障条約によつて、アメリカの駐留軍の手にゆだねておるわけであります。しかし国内の大事変に対しましては、政府が責任を持つてこれに対処しなければならないのであります。さような大きな事変の勃発したときに対処すべき、いわゆる警察のうしろだてといたしまして、保安隊がそういう場合に出動することになつております。