これは保安庁法によつてはつきり規定されておるのであります。警備隊は海岸の警備と人命の保護を目的とするために設置されたものであります。その範囲内においてこれは行動すべきであります。その限度は明記されておると思います。
これは保安庁法によつてはつきり規定されておるのであります。警備隊は海岸の警備と人命の保護を目的とするために設置されたものであります。その範囲内においてこれは行動すべきであります。その限度は明記されておると思います。
申すまでもなく国内、或いは国際情勢は変転極まりないのであります。朝鮮事変といい、或いはインド支那の事件といい、或いは前のスペイン反乱事件といい、これは我々は予想することはできません。併しながらこの最近に起りましたいろいろな事情から考えまして万一のような場合があるときの準備を我々はして、国民に安心感を与え、そうして一朝事あるときにこれを制圧して平和な日本国を取戻すということを不断から心がけることが必要であろうと考えております。その意味において保安隊も設置されたのであります。その設置目的に副うて相当の訓練をする必要があるので、演習地などを持つことになつたわけであります。
そうではございません。日本に対する直接侵略に対しては安全保障条約によりアメリカ軍はこれを守つてくれておるのでありますが、併し日本が独立国家たる以上は、日本の内地の治安ぐらいはみずからの手によつてこれを守つて行かなくてはならん。これまでアメリカに依存するということはとんでもないことだと私は考えております。日本はみずからの手によつてみずからを守つて行き、日本の内地の平和を維持することは当然であろうと私は考えております。その意味においてこの保安隊が我我は必要なものと考えております。
私は昔から言つておるんです。武は用いざるを以てよしとする。併しながらこの一つの力によつて人心の安定を得て、そうしてさようなことの至らないようにするということが本来の目的であります。私は同胞相殺し合うということはこんな悲惨なことはないと思つております。朝鮮のごときは実に悲惨であります。さようなことがあつてはならん。それへ至らざるように我々はするんじやないですか、万一そんなことが起つたらどうなるか、無限の我々は力としてこれを利用したいと考えております。決してかようなものを行動に移すべきことは考えておりません。
少し船についての知識のある人であれば、只今御審議願つておりまするこの船は、これが他国の侵略のために用いられるような船とは考えられないのであります。こういう老朽艦で、而も速力の低い船、これを戦争目的に使うなんということは夢にも考えられないと私は考えております。併しながらこの船は必ずしも私は沿岸警備に適格な船とは考えておりません。本当ならばもう少し適格な船を造るべきであろう、こう思われるのであります。併し日本の現今の政財政態においてはそういうことは又不可能です。止むを得ず、と申しては甚だアメリカに対して相すみませんが、アメリカの好意を受けてこの船を使うということは最も現時の情勢より考えて妥当なことと考えております。
これはまさしく警察力であります。
私の在任中はこの船で十分にやれると考えております。情勢の変化のない限りにおいては海岸用の警備はこれでやれると考えております。
日本名を全部つけるつもりであります。
私といたしましてはこの保安隊なり警備隊なりの最も重点的の作用をなすのはどこまでも内地の平和と秩序維持、これであります。然らばその内地の平和と秩序を如何なる面においてこれを考えるかというと、普通の刑事事件も内地の平和維持、これは主として普通の警察力によつてこれをやる、併し一たび大きな擾乱、或いは叛乱というような事態ができまして、普通の警察力では、以てすることのできない場合において初めてこの保安隊、警備隊が直ちに行動に移るわけであります。我々といたしましてもこの線に沿つて、できるだけこの力によつて内地の平和と秩序だけは保存して行きたいと、こう考えております。
まさにお説の通りであります。私も極めて同感であります。昨日も外務委員会ではなかつたかどうか、予算委員会でありませんでしたでしようか、記憶はちよつとなくなつたのでありますが、同じような御質問がありました。私はその際にこれは外国の教唆、扇動による大擾乱或いは反乱といういわゆる非常事態に備えるべき目的を以て設置されたものであるということをはつきり申上げた次第であります。ただ普通の警察力では到底これを鎮圧し能わざるような非常事態の場合にこれは行動すると、こういうことを考えておるのであります。
このアメリカから借受けまするフリゲート及びLS、いずれも日本では船舶として使用しますということで、軍艦としてではないのでございます。
このフリゲート及びLSは、アメリカにおいて哨戒艇及び上陸支援艇として使つておつたことは事実であります。併しながら日本においてはこれは純然たる海岸警備用の船舶として使用するのであります。ここで御質問の趣旨は、要するに軍艦と船舶との差違如何ということに掘下げられた御質問だと私はこう考えます。そこでおよそ軍艦と申しまするのは、第一要件といたしまして、これは軍事に使うべきものである。次にそこから出発いたしまして、形式上軍艦であれば、いわゆるこれに乗組む者は軍人である。而して国際法上軍艦としての一つの取扱いを受ける。不可侵であります治外法権というようなものを持つておる。更に形式的に言いますと、軍艦旗を掲げてそれを一般の船舶と区別するということ
私今申しました軍艦と軍艦でないという定義は、今申上げた通りでございます、おわかりのように……。そこでこれは日露戦争当時のことで或いは御存じであるかも知れませんが、曾つて船舶であつた信濃丸あたりでも、これは軍において徴用いたしまして、そうしてこれに乗組ませるのは軍人であり、軍艦旗を掲げて、ここにはつきり国際法上これを軍艦としての取扱いを受ける、不可侵、治外法権を持つておるのであります。それで普通の船舶といえどもこれは軍艦になるのでありますし、曾つて軍艦たりしものも船舶となる。私この前もほかの委員会で申上げたのですが、私が実際乗つた船であります。台湾航路に使つておる台南丸という船、これはグラスゴーで造られた曾つての駆逐艦であります。これ
横須賀、舞鶴、これへ設置いたしましたのは、要するにこれの補給場所であります。相当の訓練を要しまするし、その他いろいろの関係で、又従来の設備もありますから、それを利用拡充いたしまして、補給するに便利だからであります。これを各所にいろいろと設けたらいいじやないかということは御尤もであります。これは一定の所に固定させるものではありません。ほかにもこれに準じました小規模の一つの何と申しましようか、補給所のようなものを設けてそこに出入させる、そこにおいて又一定の訓練をさせることになつておる次第でございます。 それから第二点においての問題でありまするが、もとより私らは独立国家となつた以上は相当の警備力を持つことは必要であることは同感でありま
この船はもう御覧になつておわかりでありましようが、アメリカにおいても単純な哨戒艇或いは支援艇として造られたものです。いわゆる武装力の点におきましても行動能力におきましても極めて微々たるものであります。我々の、曾つての日本海軍の持つておつた軍艦とはおよそかけ離れておる、極めて微弱なものでありまして、こんなものは、私は仮に不当に外国から侵入を受けた場合においても、これを使用して防ぎ得るというようなことは到底私は不可能と考えておろます。ただただ沿岸警備に使うのにはまあ差支えない程度のものと私は信じておるのであります。私個人といたしましては、もとより日本のこの長い海岸線を警備するについてはもつと適切な船を一日も早く造つて配置することが望まし
只今の御意見は御尤もと考えます。併しこれは相手方があることであります。我々といたしましては、それは海岸の警備について最も適切な船は日本で造り、造れなければアメリカからお借りする、したいのであります。これがさようには参りません、相手方のあることであります。アメリカにおいて不要になつておる、これらの船を貸してやろう、こういうのでありまするから、これを借りることになつた次第であります。
今後の拡充計画についてはまだはつきりした計画を立てておりません。差当りこのPF十八隻とLSSL五十隻、都合六十八隻を借受けまして、これで取りあえずやつて行きたい。海岸警備につきましてはこれらの船だけでは私は足りんと考えております。御承知のように日本の海岸線は、私は、八千キロと申しておりますが、公式には九千キロであります。とにかくアメリカに次いでの長い海岸線を持つておるのであります。昨日も私が外務委員会で申上げたのでありますが、戦前は勿論、戦時中におきましても、日本では相当の海岸の警備船を持つておつたのであります。不幸にいたしまして終戦になりまして、この間が全く空白状態になつております。従いまして或いは御承知でありましようが、密輸入者
私は先ほど申上げたのは差当りこれらの船で以て処置して行きたいと、併し情勢如何によりましては増さなくちやならんかも知れませんし、又我々といたしましては一日も早くこれに適切なる船を処置したいと、こう考えておる次第であります。私の申上げましたのは、只今のところこの十八隻を以て処置して行きたいと、こう考えております。
これは成るほど初めは十ぱいということだつたのです。併しアメリカのほうで好意ある処置によりまして、アメリカの八十二回国会におきまして、今年の七月八日と記憶しております。これで十八ぱいだけ一つ日本に貸すことを認めてやろうじやないかという一つのアクトが出まして、そうして大統領の承認を得たわけであります。前には十艘という話があつたことは確かであります。あとで追加されたのであります。
アメリカの要請というわけじやありません。アメリカで十八ぱい貸してやろうというのでありますから、日本ではこれは借りることは至当だろうと思つて十八ぱいを貸してもらうことになつたのであります。アメリカからは強いて日本に貸してやろうという、使えというわけではありません。これは私は今はつきり申上げておきます。今年の四月二十四日付の書簡で、こちらから要請したのであります。「海上保安庁の保有する船舶では、九千マイルに達するわが国の海岸線を警備するのには、全く不十分であるので、米国政府に対し、海上保安庁の任務遂行に適当な船舶の貸与方を要請し、貸与されるべき船舶については、最小限として十隻のパトロール・フリゲート及び五十隻の上陸支援艇を希望する。」と