よく調べなければわかりませんけれども、私の記憶しておるところではさような法律的の根拠はないと思います。しかし事実上国家警察で使つておる建物を警察予備隊員の募集のために使用いたしたのであります。そして一切必要な付属物を、これはどうしても必要なんでありますから建てたが、これは国家警察の方から支出させることはできませんから、警察予備隊費の方から支出いたしたわけであります。従つてその建物に付属したものでありますから、国家警察の所有にするが適当なりと考えてやつたものと了承しておるのであります。
よく調べなければわかりませんけれども、私の記憶しておるところではさような法律的の根拠はないと思います。しかし事実上国家警察で使つておる建物を警察予備隊員の募集のために使用いたしたのであります。そして一切必要な付属物を、これはどうしても必要なんでありますから建てたが、これは国家警察の方から支出させることはできませんから、警察予備隊費の方から支出いたしたわけであります。従つてその建物に付属したものでありますから、国家警察の所有にするが適当なりと考えてやつたものと了承しておるのであります。
ごもつともでありますが、その倉庫も、それを警察予備隊の所有財産として警察予備隊で将来使えるものならよろしゆうございますが、これは全然警察予備隊としては使うに不適当であります。それだけのものを切り離して警察予備隊で使うということは不可能であります。従つてその募集のために必要なりとしてつくつたものであつて、しかも国家警察の建物に付属したものでありますから、国家警察の所有としたものと考えております。
仰せの通り、一時これを警察予備隊の所有にいたしまして、何らかの手続でさらにそれを国家警察の所有に移転することが、これが合理的であろうと思います。その間の手続を省略したということについては、あるいは問題はあるかもわかりませんが、しかし実質においてこれは国家のものでありますから、そういう手続を省略してただちに国家警察の所有物として台帳に登録したのだと私は考えます。
御説ごもつともであります。私の言葉が足りなかつたかもしれませんが、これはもとより国家警察の所有として初めから建てたものだろうと私は思います。しかし私の今申し上げたのは、まあ仮定論と言えば語弊がありますが、かりにこれは法律的に予備隊の所有に属するものといたしましても、さような手続でいわゆる国警の方に移転するような手続をただちにとつてやるということも、あるいは可能じやなかろうかということを申し上げたわけでありまして、その間のことについては将来十分に私は注意いたすつもりでおります。
私は是認したわけでも何でもありません。さような点につきましては、私将来において十分法律的にこれを処理して行きたい、こう考えております。まだ就任目浅くして、こういう点についても十分研究していないことはまことに残念でございますが、私は将来は法律的にこういうことは指摘してやつて行きたいと考えております。
それにつきましては、実は私は露骨に言いますと研究していないのであります。はなはだ残念でありますが、今倉卒の際ではつきりした答弁のできないことをまことに遺憾と思います。
まことに適切な御注意がございました。それらの点につきましては、私は、十分に検討して行くようにとりはからいたいと考えております。
ただいま意外なことをお聞きいたしました。まことに不始末で相済まぬと思つております。これは法律的にどうあろうと、さようなことは許さるべきことじやないと考えております。ことにこの国家財政窮乏の際に、いやしくも役人がさような不正のことがあつては断じて許すことのできないことと私は考えます。ことにただいま、保安隊の隊員の志気をいかにして高揚しなくちやならぬかということを、われわれは日夜苦心しております。それにさような不正がありますと、隊員の志気にも関します。十分に私は取調べたいと考えております。
どうかそういう不正なことがありましたら、これからどんどん御指摘を私は願いたいと思います。そうして初めていい保安隊ができ上る、こう考えております。はなはだ就任日浅く、まだそこまで取調べることのできないことを、まことに遺憾と思いますが、今後十分勉強いたしまして、いやしくもさような不正行為のないように努力して行きたいと考えております。
新発田の問題については、十分われわれは考慮いたしおります。決して私は無理をしてはいかぬと、この前も申し上げたのであります。ことに今仰せのごとき、学校の施設なんかを使うというようなことは、私はよほど考えなくてはならぬと考える。新発田の問題については、いろいろいきさつかありましよう。ここで申し上げることは私としてはできませんが、将来の方針としては、できるだけそういう方面との摩擦を避け、ことに学校の施設を強制的に使うなんていうような意図は毛頭ありません。十分今後注意して行くつもりであります。
ごもつともです。私が先ほど申し上げたのも、その点なんです。国民の血税から出している金銭を、われわれは使うのであります。これはもつともなことであります。一銭たりとも不正なことに使つては相ならぬ。これはもう私さつき申し上げたように、国家財政の急迫しておる際に、こういう不正なことがあつてはいけない、これが本旨なんであります。従いまして、われわれ今後保安隊を育成するについて、もつと国家資金の使途については留意しなければならぬ。これがまた私は一面において、隊員の志気を鼓舞するゆえんである。しかも隊員の一部の者についてそのような不正があるということについて、世の中の指弾を受けますれば、たちまち隊員の志気に関するのであります。この点からも私は注意
御注意ありがとうございます。実は御承知の通り、外務委員会、予算委員会いろいろな方面にひつぱり出されまして、連絡が十分にとれておりませんことを申し上げます。今後連絡をとるようにいたします。
お答えいたします。御承知の通り、一般警察は通常の治安維持の任に当るものであります。保安隊は高度のと申しましようか、一般警察力ではとうていその目的を達することのできないような事態に至りましたときに、警察を補助するために設けられた部隊であります。一般的性格から言えば、ともに国家の治安を維持するものでありまするから、性格はかわりありません。しかし今申し上げました通り、警察の力によつてはとうていこれを処置することのできないような場合において補助的に保安隊が行動するということにおいて、多少の差異はあると考えます。
お答えいたします。御承知の通り、保安隊は国内の平和と秩序を維持し、人命と財産を擁護する必要のある場合、特にそういうような場合において初めて行動をする。御承知の通り、警察では一般の治安維持のために、刑事事件その他被疑者の逮捕とか、あるいは捜査とかをやるわけであります。保安隊においては、そういうようなことより以上の、いわゆる国内の治安が乱れたような場合、すなわち特に必要のある場合において初めて行動をすることになつておるのであります。その点において差異があると考えておる次第であります。
お答えいたします。平和の維持と申しますると、いわゆる一般的に、これは国内の治安を大きく見たときに、平和維持、私はこう考えます。国内の平和と秩序の維持。御承知の通り警察法におきましても、国内の秩序を維持するためということになつておりまするから、これを広い意味に解すれば、ひとしく平和並びに秩序の維持と言えないことはなかろうと思います。しかし本来の保安隊の目的は、警察の力の及ばないとき初めて行動する。その意味において、保安庁法において、国内の平和及び秩序の維持という言葉を使つたものと私は了解するものであります。
今申し上げます通り、保安隊は警察力の及ばない、いわゆる大きな騒擾事件とか反乱というような場合に対処するために設けられておるのであります。普通一般の警察と、その点において私は差異があると先ほど申し上げた。国内の治安維持という大きな観点から考えますれば、ひとしく警察であります。いわゆる治安の維持に当るものと、そうして背後にあつて、警察力ではとうていこれに対処することができないような、治安が乱れた場合に初めて行動する部隊と、これを二つに分けて、この定員をきめた次第であります。
保安隊を設けておるにかかわらず、警察の定員をそのままにしておくのはどうかというような御意見のように伺いました。いろいろの情勢からかんがみまして、通常一般のいわゆる治安の任に当らせる一般警察と、しかして今私の申し上げますように、大きな治安を乱されるような事態に遭遇した場合に対処するものと、これは二つにわけて、その訓練の様式も違うのであります。保安隊においては、特にそういう場合に対処すべき訓練もしなければなりません。しからば、警察の定員をそのままにしてあるのはどうかということでありますが、今日の国内情勢を見ますと、ただいまの定員でも、私はある角度から見れば、不足しておるのではないかというふうに思われる現在でありまして、両両相まつて日本の
これは見解の相違でありまするが、われわれの見た国内情勢、ことに人口もだんだんふえ、またはいわゆる外国人が日本に相当数住居しておるのでありますから、これらの観点から考えてみまするとき、昔の警察力では私は対処できないと、こう考えております。
私は間違つていないと考えております。要するに御承知の通りただいまにおきましては、外国人も相当数日本に住居しておるのであります。いろいろな問題を起しております。古井君も御承知でありまするように、ごく最近におきましても、昔は予想できなかつたような幾多の事案が内地に起つておるような次第であります。さような場合を考えてみますると、われわれは今の警察力でもま不足しているのじやないかと考えられるほどであります。これは国内情勢及び最近の国際情勢から考えまして、内地の治安というものを確保するにはこれだけのものは私はぜひ必要だろう、こう考えております。
私はごまかしはいたしません。現に朝鮮人で六、七十万というものは、日本におるのであります。さような観点から見ましても、私は昔の状態とは違つておる、こう考えております。