これは相手方のあることであります。われわれといたしましては、相当の速力を備え、また整備した船を借りたいのはやまやまであります。それはこちら側の意見だけではいけないのであります。どうかこういう船は一日も早くアメリへ返して、新しいりつばな船をおつくりくださるように、私はこの機会において議員諸君にお願いいたします。
これは相手方のあることであります。われわれといたしましては、相当の速力を備え、また整備した船を借りたいのはやまやまであります。それはこちら側の意見だけではいけないのであります。どうかこういう船は一日も早くアメリへ返して、新しいりつばな船をおつくりくださるように、私はこの機会において議員諸君にお願いいたします。
国民が真にこの憲国を改正しなければならぬということに相なりますれば、それは国民の意思に従うべきことは、私は当然であろうと思う。外国のいかんにかかわらず、そうなくてはならぬと考えております。
今申し上げました通り、この問題は、一つの国民の意思にかかわるべき問題であろうと思います。その時期の問題ではないと考えております。
国際連合に入つた以上は、国際連合の義務を果すのは当然であります。しかしながらその義務といえども、日本の憲法に許された範囲内において、日本が義務を履行すればよろしいわけであります。憲法を侵してまでのその義務をわれわれは履行すべき考えは毛頭ないのであります。従つてその義務を果すべく、憲法を改正しなければならぬということが国民の総意であるとすれば、これはその国民の総意に従うべきであろうと思いますし、まだ早しといえば、これまた国民の総意によつてそれに従うべきは当然であろう、こう考えております。
世界のいわゆる大国といわれる国は、すべて私はわれわれのいう戦力、軍備を持つておるものと考えております。
まず代表的なものはアメリカでありましよう。あるいはソビエツトでありましよう、中共でありましよう。イギリスでありましよう。
必ずしも軍備力を持つていないとは申すことはできません。
先刻申し上げましたように、軍艦と申しますと、軍旗を掲げまして、国際法上いわゆる軍艦としての権利を持つわけであります。船舶はさような権利を持ちません。しかも乗組員が全然違う。軍事力に用いられますから、軍の者がこれを指揮し、しこうして乗組員もみな軍人として取扱われることになるのであります。
それは私は世界に共通する常織だと考えております。全然使用目的を異にし、しかも今言うように軍艦としての権利はこれを持たないのであります。一種のいわゆる公船としてこれを取扱うべきものであろうと考えております。
さような疑念は全然ありません。御承知の通り、保安庁法にごらんくださいましてもきわめて明白でありますように、警備隊は日本沿岸の警備、そうして海難救助のために行動することになつておるのであります。このアメリカから借ります船にいたしましても、この目的の範囲内において使用するのであります。しかしながら今申しましたように、警備する以上は、海賊行為があつた場合には、これが日本の漁船なんかを救護するのはます。
さようには考えておりません。武力ではありません。
御承知の通り、自衛権のためには戦力を持つてもさしつかえないではないかという議論があります。あなたの方の党の芦田君もまさにその通りであります。これは有力な議論と私は考えております。しかしながらわれわれの考え方としては、たとい自衛権行使のためにでも、戦力に至らざる程度において持つべきものであろう、いかなる場合においても戦力というものは、日本の憲法はこれを持つことを否定しておるのであろう、こういう解釈が通論ではないか、こう考えておるのであります。
武力と戦力とは使い方は別問題でありましても、戦力に至らざる武力があります。戦力はむろん一種の武力だろうと考えております。いわゆるこの戦力というのは非常な強い力であります。戦力に至らざる武力は、むろんあろうと考えております。必ずしも同じものではないと考えておりますが、しかし戦力は私は一種の武力であろうと考えております。
その点については、私ははつきり申し上げます。条件も何もありません。
まず朝鮮への派遣についてお答えいたします。御承知の通り、保安隊は、わが国の治安の確保、平和の維持、人命の保護、これを目的とするものであります。従いまして、朝鮮へこれを出動させるようなことは断じてあり得ないのであります。 自衛力の漸増につきましては、これは国際情勢、国内情勢、その他財政とにらみ合せて、徐々にやるべきものであろうと考えております。しかし、最近において一番われわれの注目を要すべきは、いわゆる国民の精神の作興であると考えておる次第であります。
平和条約第五条による援助は、今岡崎国務大臣から申されたように、一定の制限があるのであります。無条件ではないのであります。しかして、保安隊は、先刻申し上げました通り、保安庁法第条によつて、日本の平和と秩序のために設けられたものであります。これが断じて朝鮮なんかに出動せざるものであるということは明らかであります。しかして、この保安隊において使用いたしまするいろいろな艦船とか、あるいは武器とかいうようなものは、これは米軍から借りておるのであります。いずれも保安隊の行動に必要やむを得ざるものでありまして、われわれ日本においてこれをつくるということは、今の財政上許すことができませんから、やむを得ず米軍から借りているような次第であります。(拍手
お答えいたします。ただいま御質問のような事態がかりに起つたといたしましても、わが方の警邏船は発砲とかいうようなことはいたさせないつもりであります。
ただいまの御質問しごくごもつともでありますが、この警備隊の任務は、御承知の通り国内の平和と秩序を保持して、人命と財産を保護することを目的としておるのであります。その線に沿つてわれわれは十分な訓告をしております。結局私は人の問題であろうと考えております。決して昔の軍隊のようなやり方ではこれは参らないのであります。きわめて平和的に事を運ばせるべく平素の訓練が必要だろうと考えております。その線に沿つて隊員を現在も訓練し、今後も訓練したいと考えております。従いまして先刻御質問のような事態におきましても、必ずや平和的に処置すべく、断じてさようなトラブルの起らないように、十分な心がけを持たせてやりたい、こう考えております。
お答えいたします。ただいまこの警備隊の船舶の運用に関する問題について、各国との条約とかあるいは話合いとかいうようなことは、ただいまつけるというような意思はございません。しかしながら、お説の通りさような国の感情を害するとか、あるいは脅威になるとかいうようなことはあつては相なりませんので、これ十分われわれは考慮した上に、できるだけ機会あるごとに、この精神を各国にわからせるように努力いたしたい、こう考えております。
ただいままでの経過におきまして、韓国とさようなことについての話合いはありません。御承知の通り、日韓会談というのはただいま行き悩みになつておりますが、これはぜひとも再開してすべての懸案を解決すべきであろうと考えております。その経過につきましてはただいま申し上げることはできませんが、政府におきましては、一日もすみやかに日韓会談が平常に立ち至るように努力中であります。しこうしてこのパトロールの点につきましても、その間の関係におきまして、十分にこちらの真意は向うに了解できることと考えておる次第であります。