羽仁委員の切々たるお言葉は、羽仁委員の過去の御経験、苦衷お察しいたします。私も自分では経験はないのでありますが、私の父も曾つてはお国拂いということをやられたことがあるということを知らされております。その時の苦い経験は私が子供の時分察しておるのであります。さようなことについて、私はこの法案の実施については前々から申上げます通り、いやしくも国民の基本的人権を害さないようにという十分な考慮を拂つております。今後もその方針で行きたいと考えております。而してこの法案は、私の気持としてこれはどうであるかという御質問でございます。私は確信を持つて申上げます。私は如何に非難されようとどうあろうとも、日本の現下の情勢上この法案は絶対に必要であるという
