ごもつともな御質問で、今度独立国家になりまするこの喜びを、もちろんともにわかちたいという考えを持つております。しかし御承知の通り日本の恩赦法は適用にならぬもので、もちろん向うとの了解事項になつておりまするので、その点についても努力しておるつもりであります。しかしその見通しのことについては、今率直に、私がどうなるものかということを申し上げかねることを御了承願いたいと思います。
ごもつともな御質問で、今度独立国家になりまするこの喜びを、もちろんともにわかちたいという考えを持つております。しかし御承知の通り日本の恩赦法は適用にならぬもので、もちろん向うとの了解事項になつておりまするので、その点についても努力しておるつもりであります。しかしその見通しのことについては、今率直に、私がどうなるものかということを申し上げかねることを御了承願いたいと思います。
私は国会議員たるあなたからそのお言葉が出ることを非常に喜びに感じます。必ずその御趣旨に沿つて努力して参りたいと考えております。
特審局と別の機関を併立的に設けるという考えは持つておりません。いずれ近いうちに御審議を願いましようが、暴力的、破壊的行動を主たる目的とする団体に対する行政処分はこれをやらなくちやならぬ、その一つの調査機関を設けるという構想は持つております。しかしそれを特審局と並行して設けるという考えはないのです。特審局がその形にかわつて行くこととなるような構想で参りたいと考えております。
今の構想では外局と申しますか、内局じやないのです。外局にそれを持つて行きたい、こう考えております。
私の構想といたしましては、別に増員は計画しておりません。御承知の通りこういう国家財政のもとでありますから、できる限り人員をふやさずに精鋭主義で行きたい、こう考えております。
これも再検討してみたいと考えております。いろいろ人員配置のことも考えなくちやなりませんから、そのままにしておくかどうかということは、今のところはまだきまつておりません。
まだ十分な精査は、私は率直に申し上げて、しておりませんが、御承知の通りいろいろ機密を調査するについては、いわゆる報賞費というものがいりますので、大部分はその報賞費の方にまわされておると考えております。また将来も実際第一線に働くそれらの人に使つてもらわなくちやならぬと考えております。
巷間いろいろデマが飛ばされておるようでありまするが、私はこのデマについては相当注意を要するのじやないか、反対的のデマを飛ばす者が相当あると思うのです。私就任以来吉河君といろいろ話合いもし、また彼の行動をよく知つておるのでありますけれども、決してさような心配はないということを私は藤田君にお答えいたしたいと思います。
御意見として承つておきたい、こう考えております。
権力の集中は、あまりに過ぎますると非常に弊害を起すことはごもつともと考えます。そこで法務総裁が御承知の通り検察庁を所轄しておるのでありますが、これは検察庁に関する映りにおいて、申すまでもなく法務総裁の権限というものは多くないのであります。御承知の通り新たな検察庁法前におきまする関係におきましては、司法大臣がすべての検事に対して指揮監督権を持つておつたのであります。これは私はあなたと同意見でありまして、権力集中の過度に過ぎちやいかぬという建前から、検察庁法において、個々の検事に対しては法務総裁は指揮監督しない、検事総長を通じてのみやることになつておる、それで押えております。それで私は今度国警の方面の担当大臣になつたのでありまするが、国
公安委員その人を得ますれば、まことにこれは運用が円満に行くことになります。私の聞く範囲においては、ただいまの国家公安委員は相当協力的で、またりつぱな人たちと考えております。何らの磨擦はなくやつておるようでありまするが、露骨に申しますると、各地の市の公安委員のうちには、相当な、何といいますか、いわゆるボスと申しまするか、そういう人たちが間々あつて、うまく運用が行つていないということを聞いております。しかし建前といたしましては、お説のようにこれは民主的な一つの現われでありますから、今ただちにこれを廃止するというようなことは少し行き過ぎではないかと考えております。しかし全般の構想といたしましてどう打つて行くかということは、実は踏切りがつか
私は今の段階においては公安委員を廃止するというような考えは持つておりません。
さよう御了承願います。
まことに適切なる御意見を承りまして、私は喜びにたえません。実はただいまその点につきましては研究中でありまして、早急に解決いたしたいと考えております。
御意見はまことに適切だと考えております。そこで私の就任以来、いろいろその点について考えておるのでありまするが、いろいろな考え方がありまして、あるいは権力の集中に過ぎるところの弊害もそこに生ずることがありましようし、あるいはあまりに分散すると弱体にもなる。これを強い線を持ち出し、しかる上に民主的な形で維持するということについては、なかなかむずかしい問題があります。目下その点については衆知を集めて研究中であります。しばらく時日をかしていただきたいと思います。
私の管轄内におきましては、人事の交渉はこれから頻繁に行つて、人材を求めて行きたいと思いまするが、警察予備隊の方との関係におきましては人事の交流はないのであります。
脱走兵については、進駐軍側と日本の警察と連絡して、その捜査、逮捕の任に当つておるのであります。今後のこういう問題については、御承知の裁判権に関する問題であつて、目下司令部との間に交渉中であります。
保護、背景というものはないと考えておりますが、ただいまの段階においては日本の警察において進駐軍側と協力して捜査をしておる。ただ従来のように敏活に行かなかつたという点については、はなはだ遺憾であります。これは今後警察力を整備して、そういう場合には迅速に逮捕できるように処置いたしたいと考えております。
犯罪を犯すに至る原因は種々ありましよう。これは一概に申すことはできないと考えております。
犯罪を犯す可能性が十分あることは私も認めたい。しかしそれだからといつて、必ず犯罪を犯すとは限らないと思います。