この治外法権の問題は誠に私も重大だと考えております。そこで今までの直接私は交渉の任に当つていないのでありますが、交渉の今までの段階におきましては、いわゆる今後駐留軍の施設内の犯罪につきましては、この犯罪と申しますのは軍人、軍属、その従属者についてでありますが、それは向う側で、米側で捜査、逮捕して、そうしてその裁判権を向う側に持たせる。それからそれ以外のいわゆる普通人につきましては、向う側で逮捕いたしまして、そうして身柄をこちらに引渡して、こちらの裁判権に付する。それから日本地域内、いわゆる施設外で行われた犯罪、これは米軍人、軍属、従属者でありまするが、これはこちらで捜査し、逮捕する、そうして向う側に引渡して向う側の裁判権に付するとい
