私は正常なる組合活動を毫も規正する意思はありません。申すまでもなく、労資協調で進まなければ今後の日本の再建はおぼつかない。私はどこまでも労働者を尊重して行きたい。従つて正常なる労働組合については、いかなる労働運動といえどもこれを規正して行くということは考えておりません。ただしかし労働組合が、争議行為に名をかりて不法に破壊活動をしようということになれば、これは別問題であると御承知を願いたい。
私は正常なる組合活動を毫も規正する意思はありません。申すまでもなく、労資協調で進まなければ今後の日本の再建はおぼつかない。私はどこまでも労働者を尊重して行きたい。従つて正常なる労働組合については、いかなる労働運動といえどもこれを規正して行くということは考えておりません。ただしかし労働組合が、争議行為に名をかりて不法に破壊活動をしようということになれば、これは別問題であると御承知を願いたい。
なるたけ早く成案を得たいと思いますが、まだ時期的にははつきりいたしません。従つて二十日前後ということは私は確言いたしかねるのであります。さよう御承知を願います。
大橋君と私の感情の行き違いは毛頭もありません。断言いたします。ただ私はりつぱな成案を得るために、前法務総裁でありし大橋君、ただいま国警を管轄しております担当の大橋君の意見を十分に聞き入れて、取るべきものは取り入れ、また取入るべからざるものは取入れないという構想のもとに、今せつかく案を練つておるのであります。繰返して申し上げますが、私と大橋君との間に決して感情の行き違いもなければ、また考えの全然相違するというような点はありません。
私は警察のあり方を、要するに日本の内地の警察力をいかに能率的に発揮せしめるかということの構想のもとにやつておるのであります。従つてこれは警察法の改正を伴うことを要するのであります。これはなかなか容易な内部の事情があります。従つて今私はこういうぐあいに持つ行くというような具体的な案はまだ固まらないのであります。せつかくただいま構想を練りつつある次第であります。さよう御承知を願います。
それも一案であろうと考えております。しかしまた別にこれを切り離してやるということも一案であります。それはどの点が完全に行くかということについては、なかなか容易に結論を得ないのであります。率直に申し上げますると、いろいろな考え方があるのでありますが、今お読みになつた考え方も一つの考え方かと私は考えております。しかしそれがはたして今の警察の実情に沿つて、いいかどうかということも、多々疑問の点がありまするので、せつかくあらゆる方面から検討して、今慎重に考慮中であるということを御了承願います。
私はまだ治安委員会をつくろうという考えは持つておりません。
私は講和発效後の日本、これは新しく出発する日本でありますから、この機会に国民的喜びをひとしくわかちたいと考えております。従つて大赦、特赦についてはでき得る限り広範囲にやろうという点については、大橋君と意見を一にするものであります。
お答えいたします。ただいま上林山君から、北海道の白鳥事件及び長野の事件、いずれも詳細な報告は参つておるのであります。但し、それがはたして共産党とつながりを持つておるかどうかということは、ただいま判明いたしておりません。これは共産党とつながりを持つておるというならば、事はなはだ重大であると考えておるのであります。その際における頒布書類、そういうものが手に入つておるかどうかというお尋ねでありまするが、それは当局の手に入つておるということを申し上げて、私の答弁といたしたいと思います。
北海道の白鳥事件につきましてはまだ犯人があがつておりません。はたしていかなる背後関係があるかということも、今調査中であります。但し、その際に、共産党地区委員会の名をもちまして、はなはだしく破壊的な言動を記載された文書が頒布されておる、また一部においていろいろな記事を載せたものを貼付された事実は明瞭になつております。 長野の事件につきましては、ただいま犯人が一部逮捕されました。その者が共産党員であるかどうかということについては今言明はすることができませんが、おそらく共産党員ではなかろうかということだけは申し上げます。
ただいまの御議論は私は大いに耳を傾けなければならぬと考えております。一体民主国家において最も愼むべきは暴力の行使であります。われわれは暴力を絶対に否定するのであります。暴力のあるところ国家の治安は乱れるのであります。そこで暴力行使をする者は、その思想の背景が右たると左たるとを問わず、われわれは断固としてこれに戦わなければならぬという確信を持つております。もし共産党が治安を撹乱し、暴力的行為を表に掲げて、堂々とさようなことをやるということが明らかになれば、これは国民が承知しないであろうと考えます、おそらく国民から、これに対して相当の処置をとるべしという声は、おのずから上つて来るだろうと思います。現在共産党が暴力による革命を表に掲げ、実
お答えいたします。北海道札幌白鳥警部射殺事件につきまして、事件発生後の本年一月二十三日、札幌市内において、日本共産党札幌委員会名義の同月二十二日付のビラが散布された事実があります。その内容は相当広汎なものでありますが、一部にはかようなことが記載されております。「見よ、天ちゆうついに下る!自由の凶敵!白鳥課長のみにくい末路こそ全フアシスト官憲の落ち行く運命である。全官憲よ第二の白鳥となるような行為をするなかれ。白鳥課長のむごい末路を夢にも他人事と思うなかれ」というような煽情的な記載があるのであります。これ以外にも相当破壊的な記事が載つておることは事実であります。
警察当局にはその情報は入つておるようであります。しかしそれがはたして何人の手から出ておるものであるか、それは明瞭になつておりません。
まことに適切なお説を承りました。従来の警察機能が不完全である点があつたことは事実と私は考えております。特審局、国警、自警、検察庁、その間の連絡調整というものは不十分な点があつたことは率直に私は認めます。申すまでもなく警察機能の発揮というものは、結局私は人の問題であると思う。いかに機構が整備されておつても、その機構を動かすべき人が真に愛国の精神に満ち、日本の治安をみずからの手によつてみずからを守るという精神がなければ動くものではありません。私は何よりもこの機構を動かすべき人に精神的活を入れなければ相ならぬと信じております。申すまでもなく今後條約発効後における日本をいかにして行くか、平和国家をいかにしてつくつて行くかということについては
お答えいたします。最近私は、実際にいわゆる第一線に活躍されておる人たち、この人たちが非常に熱をもつて、日本の治安を確保する第一線の戰士だという自負を持つてやつてくれている努力に対して、絶大なる感謝と敬意を表しておるのであります。最近も私はみずから特審局に参りまして数百の人たちと会つたのであります。私はその人たちに涙を流して感謝いたしました。みなよくやつてくれております。中にはそれは不十分な人もいるでありましようが、最近の大勢といたしましては、何としてもわれわれの手によつて日本の治安を維持しなければならぬのだ。われわれは第一線の戰士であるという気概を持つてやつてくれていることに対して、私は敬意と感謝の念おかざるものがあるのであります。
まことに適切な御質問を受けまして、私は感謝いたします。それで私の手元には、そういう情報が入つているということは、来ておりまするが、まだ詳細なことはわかつておりません。さつそく調べて、十分な調査をしてみたいと考えております。今警察に対するお話を承りまして、感謝にたえないのでありまするが、その点につきましても、私は十分その背景を明らかにするように督励いたしたいと考えております。
お答えいたします。御承知の通り憲法第三十八條には、何人といえども自己の不利益の供述を強要されないということが規定されております。自己の不利益になることは問われても答えなくてもよろしいという大原則がきめられておるのであります。しかしこの規定があつたために、捜査について非常に支障を来しておることも、これまた事実であります。そこで現在の段階といたしましては、捜査機関の黙秘権の告知内容については、これは多少の訂正をしても憲法違反にならぬのではないかということまでも言われる人もおるのであります。その点につきましては、ただいま法制審議会においてせつかく審議中であります。その答申を得まして、われわれはこれについて善処したいと考えております。
お答えいたします。御承知の通り従来の恩赦は、皇室の御慶事、御弔事、国の大事のあつた場合、大体この三つの場合でありますが、大赦が行われたのは、主として国家の大事のあつた場合、私の記憶するところでは、皇室に関する限りにおいては、明治天皇が崩御になつたときと考えております。そこで今度の新たな恩赦法によりますと、これは内閣できめることになつております。それで今度の講和條約発効後は、これは新たな日本が出発すべき時期であるから、私は国家の大慶事と考えておるのであります。そこでこの際は、なるたけ広範囲にこの喜びをわかちたい、こういう考えを持つております。できる限りの範囲において大赦、特赦の範囲を広めたいと考えております。その内容につきましては、た
日本在住の朝鮮人の問題につきましては、御承知の通り講和発効後において相当の処置をとらなくてはならぬ。現在は研究中であります。
日本共産党が暴力破壞的な行動を現実にやるということであれば、これは国民とひとしく何らかの処置をしなければならないと考えております。ただいまの限度において、はたして共産党が暴力的、破壞的行動に移つておるかどうかということは、まだ未定でありますから、愼重にその点は考慮いたしたいと考えております。
決して食い違うとこはありません。