お答えいたします。私が徴兵制度が望ましいという私的見解を表明したのは、決して財政的の見地からでもない。又アメリカとの関係でもありません。私は常にこう考えております。青年が或る期間寝食を共にする団体生活をさせたい、すべきである。と申しますのは、団体生活によつて、いわゆる人間の友愛の精神、信頼の精神が養われる。この関係であります。従つて徴兵制度が布かれるにおいては、青年が或る期間寝食を共にする団体生活をして、友愛の精神、信頼の精神が養われるのだ。この意味において私は徴兵制度は望ましいと言つたわけであります。 次に林敬三君が渡米したのは、アメリカの国防省の招請によるものであります。その目的は、軍事施設視察、或いは学校の訓練の様子その他
