私は隊員が自発的に自分の修養をすることを実は念願しておるのであります。上から何をやれかにをやれということを指示したくない、こう考えております。そこで今仰せの禅の修養、これは私は人間修行についての大きな一つの方法であろうと考えます。こういう禅に徹するというようなことに興味を持つている隊員については進んでそういうことをやらせるという考えは持つておりまするが、それを強いてやれというようなことは指示はいたさないつもりであります。
私は隊員が自発的に自分の修養をすることを実は念願しておるのであります。上から何をやれかにをやれということを指示したくない、こう考えております。そこで今仰せの禅の修養、これは私は人間修行についての大きな一つの方法であろうと考えます。こういう禅に徹するというようなことに興味を持つている隊員については進んでそういうことをやらせるという考えは持つておりまするが、それを強いてやれというようなことは指示はいたさないつもりであります。
もとより私はやらせたいと考えております。同好の士が集つてそうして情操教育、音楽でもよろしいし或いは美術を愛玩するのもよろしいし、草枕を植えて楽しむのもよろしいし、そういう点においてやるという点については私は双手を挙げて賛成するのであります。
お説の通り警察予備隊創設早々の際でありまして、各省からいろいろの人が保安庁に入りまして現在やつております。その後におきまして、各省から見ました最高のスタッフは、私は実に立派な人たちであるということを確信しております。この人たちが腰を落ち付けて、そうして本当の保安庁の伝統を作り上げる、この熱意を以て終始やられることを私は希望しておるのであります。最高スタッフがこの気持でやつて頂いておることは私は喜びに堪えないのであります。今後も私は全くこのシビリアン・コントロールをやる上において、防衛庁自体において立派な人物を育てて行くという方針の下に終始やつて行きたい、こう考えております。
御承知の通りシビリアン・コントロールと申しますと、政治が軍事に優先するということを建前としておるのでありまして、何も平服が制服に優先するというわけではないのであります。これは私は非常にここに含みを持つておるのでありまして、制服を着ておる者に対して平服を着ておる者が優位になるということならば摩擦を生じて、将来に禍根を残すことになるのじやないか。互いに虚心坦懐に誰が優位であるというような考えを放擲して、日本の防衛の全きを期すためにお互いに手を繋いで行くということにしたいと考えておりますが、ただ平服を着ておる者が各省から来ておつて落ち付かない、制服のほうは下のほうからずつと落ち付いて行くから実際において平服のほうが制服に押される心配がある
お説御尤もであります。文官優位なんという言葉は余り私は使いたくないのであります。
その衛生についての必要なることは極めて同感であります。この点につきまして我々は最大の注意を払いまして、近き将来において私はこういうことを実現したいと、こう考えております。
私は御尤もな御意見だと思います。もとより日本は、先刻来しばしば申上げました通り、周囲海に包まれておるのであります。殊に海岸線が九千マイルになんなんとしております。これを警備するということについては相当の私は船或いは航空機が必要になつて来るじやないかと思います。これらを養成するについては、野村元大将も申されたように、長日月がかかるのであります。今からその準備はいたしておかなければならんことは当然であります。これを養成するにつきましては、ただ募集して普通の訓練をさせることでは足りないので、船に乗せ或いは飛行機に乗せなければなりませんので、それが必要になつて来る。而も非常に燃料が多く必要になるということで、財政上その他勘案いたしまして、な
さようでございます。
私は今のあり方がむしろ適切でないかと考えております。幕僚長か長官の補佐役たることはこれは当然のことであります。幕僚長は終始長官の現在のあり方、或いは訓練をどうすべきであるか、又自分の意見を述べます。私は常時聞いております。端的に申しますと、災害派遣の場合でもすぐ行つてみずから進んで長官に指揮を仰ぐのであります。その場合に長官に対して種々いろいろな進言をいたします。これは一つの補佐であります。そしてその進言に基いて長官は又他の幕僚長ともよく協議して一定の案を立てる。それを幕僚長を通じて、たしか陸でありますれば第一管区、或いは第二管区、その総監に命令を伝達いたします。海上でありますれば、これはたしか司令、これに命令を進達するというような
只今のところではよろしいと考えております。
まさにその通りであります。
私はこの防衛庁長官と総理とが直結いたしておるのでありまするから、この間に他の者が介在するということはむしろよろしくないのじやないか、総理と防衛庁長官とは直結いたしまして、総理は直接に防衛庁長官に指示をして、その指示に基いていろいろな計画を立て、又実際において運営して行くということが私はむしろいいのじやないかと考えておるのであります。
誠に御説御尤もであります。部隊の機動力は一番重要な要素であります。これは又道路に直結するのであります。日本の道路をよくするということは防衛の面から見ても又産業開発の面から見ても非常に必要なことであろうと考えます。我々はこの両面から日本の道路網がどうあるべきかということについては相当研究を要する問題であろう。併しこれはやはり建設省にも重大なる関係があるものでございまして、我々のほうといたしましても、両省協議の上で将来の方針を立てたい、こう考えて保安庁においては保安庁自体で今研究しておる次第でございます。
この点も誠に御尤も至極なことであります。我我はその点について終始考慮を払つております。計画は着々立てつつあります。
将来日本の国力の発展を期する上におきましても又国家防衛上におきましても、航空機の生産ということは重要な要素であろうと思います。それについて航空機に関する研究機関を設けるということは私も極めて適切な御意見であろうと考えております。今後そういう方面の行き方について我々は努力を惜しまないつもりでおります。
只今申出はしておりません。併し私といたしましては、さつき経理局長から申上げましたように電子工学、こういう方面について一つ金を出して研究を進めたいと考えております。
まさにその通りであります。私も発言権はあると考えております。
了承いたしました。
統合幕僚会議は、御承知の通り、統合的のつまり計画をすることについて長官を助けることを認めております。いわゆる部隊の活動、実施については直接関係はありません。これは各幕僚長がやるのであります。この狙いとはどうかと言いますと、従来のようないわゆる陸海空の摩擦があつてはいけない、さようなことであつては誠に国家のために憂うべきことであるから、できる限り三軍の間において調節をとりたい、この狙いが主であります。従いましてこの幕僚会議の議長には、今申されますような、いわゆる人格識見高邁であつて、而も人望のある人を持つて行くことが最も望ましいと考えます。それについて如何なる人を選ぶかということについては、我々今後最善の努力をしたい、こう考えておりま
私は必ずしもそうは考えておりません。将来各三幕僚長の中に適当な人があれば、これを統合幕僚会議の議長に持つて行つても私は差支えない、こう考えております。