只今お示しの問題についてはもとより最善を盡したいと念願いたしておるのであります。元来海上保安庁の仕事は一方においては燈台、標識、水路等の即ち航海安全業務、それから他面において警備救難の業務、この二種類になつておることは御承知の通りであります。この警備救難の業務が現在極めて不完全でありまするが故に機動的な行動をとり得る警備隊を作るというのが今回の本旨であるのであります。勿論この平常と申しまするか、航路安全の、航海安全の業務につきましてこれをおろそかにするというようなことがあつては相成らない次第であります。十分に最善を盡して行きたいと思つております。
