だから、今度の事件では、これは上申書というのは任意の供述調書ですから、本来検察庁で指定すべきものでないことは当然のことです。それを金丸氏が私がもらいましたという、個人献金だということを認める上申書にしてくれ、これが最終決定だと。あるはずもないことが起きたのが今度の事件なんですよ。どう思いますか。
だから、今度の事件では、これは上申書というのは任意の供述調書ですから、本来検察庁で指定すべきものでないことは当然のことです。それを金丸氏が私がもらいましたという、個人献金だということを認める上申書にしてくれ、これが最終決定だと。あるはずもないことが起きたのが今度の事件なんですよ。どう思いますか。
そこで、さらにこうした弁護士の、この著書でもありませんが、あれをずっと見てみますると、検察が上申書を書けと言う前には検察と金丸さん側の腹の探り合いが随分あった。そうして金丸さん側では、公判請求などで闘うべきだという小沢氏と、早期決着を目指す竹下、梶山氏などの暗闘があった。そうして漏れるはずのない捜査情報が政界に漏れ、政界情報が検察に漏れる。そして、検察は最終的に金丸さんが自分で決断するであろうと思って、検察はそういう読みもあったし、そしてその上申書で決着するようになった、こういう筋書きがずっと書いてあるんですね。 私は、こういうことでは検察不信が高まる、これではいけない。だから、一々法務省の局長に聞きませんけれども、ともかくこう
私は東京地検に何回か聞いたんですね。だから、そんなにたくさんあるわけない。 鈴木元首相は上申書をお出しになったようですが、何回お出しになったんですか。
私は否定しているなんて言わないんですね。あなたは検察を代表して来たんだから、何回鈴木さんは上申書を出したのか。これは共和の問題でまだ裁判がどうなっていくのかわかりませんよ、森口五郎被告がいろいろなことを言っていますから。上申書で出したけれども、やっぱり前の首相も関係があったということになったらどうなるんですか、これは。だから、鈴木さんは何回上申書を出したのですか。
そんな中身を聞いているんじゃないんだ。マスコミに載っているように、二回出しているんじゃないですか。答えられないんですか、そんなことが。
それじゃ、私の言ったことを否定してくれますか、私は今、回数を言ったんですから。否定されますか。
否定も肯定もいたしかねるということは、これは否定はしておらない。私の言うことが正しいと。正しいんですよ。 そこで、金丸さんにしても鈴木元首相にしても、政治家だからこういうことができる。どうですか。皆さん、さっきほかの一般の皆さん方は例が幾つあるかと言ったって答えられないでしょう。そんな例は幾つもないんですよ。だから、政治家は上申書で済まされる、大物政治家はですね。しかし、これでいいのか。こんなことがやられておっていいのか。法務大臣、どう思いますか。
法務大臣にくどく聞いてもいたし方ないが、これだけ見ても、大体上申書で済ましたものはこれくらいありますよ、何百件、何千件ありますと言うなら、なるほどそうかと思うんですね。言えないじゃないですか、例がそんなにないから。ところが、政治家はある。元総理はある、あるいはまた大物政治家はある。これでは検察不信が高まるわけだ。私は、検察のやり方についてどうしろこうしろと言うわけじゃありませんが、ぜひそのことを意識してこの検察不信をなくさなきゃいかぬ。 ところで、次の問題に入りますが、金丸さんの五億円に関係して検察に聞きますが、これは冒頭陳述で渡邊被告が裏金をつくり政治献金をしたと述べていますが、その詳細を報告してください。
私は、十七億五千万ばかりじゃないと思う。ほかにもあると思うが、しかし検事が検察調書で言っている十七億五千万裏金は出ました、五億円はわかったと。あとは述べておらないということは、わからないからやらないのか、調査しているのか、調査をする関心があるのか、その辺について伺いたい。
素人が考えても、政治資金規正法の量的違反、一億もらっても三億もらってもそうですよ、それが犯罪の何とかがわからないからと。調べたのか調べないのかわからぬが、私はちょっと今の答弁では、それで国民は納得しないと思うんですよ。もう一回答弁してください。
それでは、捜査をしたんなら、だれのところへ行ったかということはわかるでしょうね。ここで名前も、捜査したんなら、だれのところへ行ったか、だれのところへ行って調べてみたけれども犯罪の容疑はなかったということですね。わかりますか。
そんなことを聞いているんじゃないですよ、局長。本当に、十七億五千万ですか、その五億円はわかった、あとの人たちは調査をした、しかし犯罪容疑がないからそのままになったということですね。調査をした人なら、だれに、あとの金はどこへ行ったか、その人まではわかるわけです。そのことを私は聞いているんですよ。犯罪でなければ言えばいいんですよ。
私は、それじゃ十七億五千万から五億引いて十二億五千万、だれが考えたって、検察調書で検事が読み上げているんだから、あとの金はどこへ行ったろうと関心を持つのは当然のことであります。それは一体だれに行ったのか。ここで名前は言えぬとしても、何人くらいのところへ配ったのか。捜査した、しかも犯罪の容疑がないというんだから、それなら言ったっていいじゃないですか。
法制局長官、お聞きのとおりですが、そういうようなことでよろしいでしょうか。
腑に落ちるような答弁ではないんですが、こんなことばっかり聞いておってもあれなんで次に進みます。 しかし、検察が、これだけ十七億五千万の裏献金を渡邊がつくらせて政治家に配った、そのうちの五億円はわかった、あとは調べてみたがわからないというんですね。調べてみたがわからないのじゃなくて、犯罪の嫌疑がないからそのままだということですね。国民は、検察というのはそういうのは調べてくれて何とかやってくれるだろう、そういう期待を持っておりますが、このことをきょうそれほどここで論議するつもりはありません。 そこで、この金丸問題についてもう一点だけ検察にお伺いしますが、金丸さんの上申書、この五億円というのは個人献金と書いてあるんですか、団体献金
確定したんですよ、金丸問題は罰金二十万円で。その後国会へ出してくれと言ったって出さない。せめて上申書の中身、五億円は個人献金だったのか、あるいは団体献金なのか、書いてあるわけなんで、そのことぐらいでいいんですから。
そこで、この上申書、検察は個人献金だということに書いてくれと、さっきの弁護士がはっきり言っているんですね。ところが、金丸さんは先ほどの臨床調書で、五億円は秘書の生原が受け取っておれば知らない、さわったこともないんだ、これは政治団体に入れたと、こういうことになっている。 私は、今お手元に金丸さんの政治団体、新国土開発研究会、日本政治を考える会、富岳政経研究会をここ三年ぐらい調べてみたんですね。とても五億円なんて金はどこを見たって入ってないんですね。経世会へ入ったかと思うと、経世会だって八億円ぐらいなものですね。これ金丸さんから五億円もらえば大したものだけれども、どこも入ってないんですね。そういうことです。 そこで、何か佐川事件
中間報告にそういうふうに書いてあるんですか。読んでください。
それはわかっているけれども、どこへ入れたのか、五億円。あなたが国会に報告した中間報告でしょう。
そうではないんです、中間報告を衆議院に出したでしょう。その中に、金丸氏が、これは個人献金だが何か政治団体に入れたというふうに書いてあるんじゃないんですか、あなたの中間報告に。衆議院に出したんだから、参議院にだって出しゃいいじゃないか、中間報告を。