建造に着手する前に安全審査をいたす、こういう手順でございます。安全審査をパスいたしませんと建造に着手はできない、こういう手順になっております。建造に着手しました後も、安全審査で審査されたとおりに施工されておるかどうかということは、工事施行の認可等を行ないまして、それでチェックしてまいる。さらに、船がいよいよできまして、運航するに際しての保安規程というようなものも用意させまして、これも提出させまして認可していく、こういう何段もの手順を経て安全性を確認してまいるわけでございます。
建造に着手する前に安全審査をいたす、こういう手順でございます。安全審査をパスいたしませんと建造に着手はできない、こういう手順になっております。建造に着手しました後も、安全審査で審査されたとおりに施工されておるかどうかということは、工事施行の認可等を行ないまして、それでチェックしてまいる。さらに、船がいよいよできまして、運航するに際しての保安規程というようなものも用意させまして、これも提出させまして認可していく、こういう何段もの手順を経て安全性を確認してまいるわけでございます。
建造に着手します前に、詳細な設計ができるわけであります。その設計、主としてその設計を検討しまして審査するわけでございます。その設計を承認しまして、それに基づいて、部品なりあるいは装置なりがつくられてまいります。それから工事施行の認可ということでチェックしてまいる、こういうことでございます。
陸上にあります原子炉を含めますと、非常に多数の炉型がございます。 世界で初めて原子炉としてできましたのが、アメリカのシカゴ大学の構内でエンリコ・フェルミがつくりましたCP1号炉でございますが、この炉は、天然ウランを燃料にしまして、黒鉛、つまり炭素の固まりでございますね、黒鉛のブロックに穴をあけて、この燃料を入れる、そういう装置でございます。俗に申します天然ウラン黒鉛減速型と申しますが、それの基本になったような型でございます。 その後、アメリカにおきましては、濃縮ウランを使います原子炉を開発いたしました。濃縮ウランを使いまして、減速材及び冷却材には普通の水、一般の水——これを重水に対しまして軽水と特に呼んでおりますが、そういう
それからもう一つは増殖型、それから、ヨーロッパ——イギリス、フランスのほうでは、天然ウランを使いまして、黒鉛を減速材としまして、炭酸ガスを冷却材とする、いわゆるコールダーホール型とわが国で呼びならわしておりますこういう型の原子炉の大きいのが次々とできております。現在、世界で実際に運転されておる原子炉、大型のものにまで発展しておる技術は、この二つが主流でございます。 原子力船、船舶の推進用しとましては、天然ウランを使いますと、どうしても原子炉が大きくなりますために搭載が不可能でございますために、比較的小型で出力の出ますアメリカで開発した軽水型というものを使っております。ソ連の場合も、同じく軽水型を使っておるというふうに聞いておりま
船船舶に搭載します際のいろいろな制約で一番大きいのは、場所の制約あるいは重さの制約等でございましょうが、そういった点からいたしまして、当分はこの軽水型の原子炉であろうと思います。 それで、先ほど潜水艦の話が出ましたが、現在アメカリには、計画を入れまして八十数隻の潜水艦があるようでありますが、それに、ソ連あるいはイギリス等を含めまして約百くらい、計画中・建造中あるいは運航中がございます。これらは、いずれも、いわゆる軽水型を使用しておるようでございます。それからさらに、サバンナ号及びレーニン号、ともに軽水型を使用しておりますので、これらのものを合わせまして、約百近いもの、今日までの運航状況等から見ましても、現在最も技術的に信頼のおけ
そのとおりでございまして、原子力船開発事業団が発足するにあたりまして、原子力委員会が定めました基本計画がございますが、その基本計画の中でも、第一船には軽水型原子炉を使用するものとするということをきめて、そして事業団に指示いたしておるわけでございます。
現在設計いたしておりますのは、総トン数で申しますと約六千九百トンでございます。ですから排水量で申しますと九千トンぐらいになりますが、総トン数で六千九百トンばかりでございまして、比較的中型と申しましょうか、に属するものと思います。これに搭載する原子炉は、熱出力で大体三十六メガワット——三万六千キロワット、これに対しまして軸馬力約一万馬力を予定しておりまして、速力は先ほど申し上げましたように十七・八ノットを予定しております。
海洋観測船でございますから、当然海洋を航海しなくてはいかぬわけでございますが、当初実験航海を予定しておりまして、そういう意味で、必ずしも最初から非常に長距離を必ず運航するというようなことでもございませんので、その航続距離を最初から規定はいたしておりませんが、この燃料を積みますと、大体普通に航海しまして、およそ約二年程度運航できる、こういう性能でございます。
これは、幾つもの港に入りましたその距離を合計しまして……
いままでの合計でございます。
そのとおりでございまして、原子力船開発事業団の設けられた趣旨におきましても、この第一船によって得られました種々のデータといいますか、こういうものを今後の原子力船の開発に十分に利用してまいりたいと、こういう趣旨があるわけでございます。
陸上の原子炉として、同じ軽水型が現在東海村の原子力研究所内に動力試験炉として一基ございますが、これは、アメリカの会社に直接契約して製作したものでございます。もちろん、この下請には日本の会社も入りましたけれども、主契約者はアメリカの会社であったわけでございます。今回の原子力船につきましては、同じ軽水型でございますが、一歩進めまして、わが国のメーカーに主契約をする。その主契約者は、その技術の根拠としてはアメリカの会社と技術提携しまして行ないますけれども、事実、その装置、設備をつくりますのは、国内の技術、国内の資材でできるだけやってまいる。もちろん、中には、ある特殊な部品等につきまして、どうしても時間の関係等から国内で開発しているのでは間
その点は、第二船の計画が今後いつどのような形で具体化するかということと関連いたしますので、まあ仮定の問題に相なるかと思いますが、それが第一船の経験が十分反映できるような時期であり、しかも、その船に搭載します原子炉その他というものが、また相当程度共通しておるというものでありますれば、当然、今回の第一船の経験というものは十分反映され、それだけ、いわば国産原子力船としての比率といいましょうか、高まるものと思われます。しかし、第二船というのがまだ現在全然計画の爼止にのぼっておりませんので、ちょっとまた違うような形の計画が出てくるとなりますと、これはまた別問題かと考えます。
いろいろ仮定はあると思いますが、原則的には、そのように相なると思います。
御案内のとおり、原子炉の構造そのものは原子爆弾とは全く違うものでございますので、原子炉そのものの技術が非常に高まったからと申しまして、同時にそれがすぐ原子爆弾の技術につながるかどうかは、やっぱり問題があろうかと思います。ただ、一般的にいいまして、技術開発というものにおいての経験というものが蓄積されていく、特に基本的な知識という意味、あるいは基本的な経験という意味で蓄積されていくということはございましょうけれども、原子炉の技術経験が直ちに原子爆弾の技術経験につながるということは、これはちょっと申せないのではないかと思います。
御承知のとおり、わが国は、原子力基本法に基づきまして、平和目的に限って研究開発利用をやっている、そういった点で、もちろん基礎的な科学、基礎的な技術につきましては、軍事目的と平和目的とを問わず共通したものはあるかと思いますけれども、しかし、それ以上に出るものにつきましては、軍事目的につながるものをやっていくという意思を持ちませんし、そのような計画も考えておりませんので、したがって、原子力船自体ができるようになった暁に、そういう原子爆弾の技術がどこまで解明されるかということは、ちょっと私も申し上げる能力もないと思います。ただ、原子爆弾というものがどういうプリンシプルでできておるかということは、すでに科学技術者の間では一般的な知識にまで現
たいへんむずかしい問題でございまして、私の答弁の能力の範囲をこえるようにも思われるわけでございますが、私としましては、この現在平和目的の範囲でやっております原子力の研究開発及び利用というもの自身でも、非常に広範に及ぼす問題でございまして、特に基礎分野から実際の利用というところに至りますにあたりましては、先ほど来問題になっております安全性のことも含め、非常に広範かつ慎重な研究をやっていかなけりゃなりません。原子力の平和利用におきまして、万々一間違いがありまして、何かの事故が生ずるようなことがございますと、平和利用そのものが非常に大きく阻害されることに相なろうと思います。で、まず今日の段階におきましては、そのようなことが絶対にないように
これは、船を設置します炉の詳細設計が出てまいりませんと具体的に申し上げられないわけでございますが、原子炉の制御は、御指摘のとおり、制御棒で行なうわけでございますが、日進月歩の原子力の科学技術でございますので、現段階において最も進歩した技術を入れた設計で万全を期した制御ができるようにいたしたい、こういう趣旨で、現在設計等についての交渉も進めておるわけでございます。
制御棒の数が多ければ多いほど安全とか、少ないと不安全ということは一がいに言えないと思います。これはやっぱり設計によるわけでございまして、たとえば、最近の発展によりますと、炉の中に制御材料を——棒じゃなくて装置の中に組み込んで制御の役割りを果たすとか、あるいは冷却剤の中に入れて制御の機能を持たせるとか、あるいは緊急時のために、制御棒とは、別の、たとえば制御材料でつくりました玉をたくさん保持しまして、それをいつでも使えるようにするとか、いろいろ新しい技術が発展してきておりますので、ただ棒の数だけでどうこうということはないと思います。それぞれの原子炉の目的、あるいはそれを取り巻きますスペースの余裕その他から見て、いろいろな設計が可能である
原子力潜水艦の原子炉並びにその制御装置がどのようになっておるかということは、先ほど来ちょっとございましたように、機密でございまするので、知られておりません。わが国の学者といえども、その点について詳細なデータは持っておらないはずであります。したがいまして、私、技術の進歩があるということを申し上げましたが、これはもちろん、一般の、公開できる平和目的の範囲における技術の進歩を申し上げているわけでございまして、アメリカのメーカーと技術提携いたしまして入ってくる技術は、もちろんライセンのお金は払いますけれども、技術内容として、そういう機密を含んでおることでないことはそのとおりでございます。したがって、機密にわたるような最新の技術というものは、