先ほど申し上げました平均賃金上昇率が春闘の場合と比べて約一・二%下回るという問題も含めまして、民間との関係で、あるいは春闘との関係で人勧制度が——制度の問題と言うと、これは総裁、そんな問題とは違うということになると思いますけれども、基本的に結果として、そういう労働省調べと違った、より低い数字が出るという問題について、私は、今度の勧告はもっと検討されるべき性質のものだったのじゃないか、ということを申し上げておきたいわけであります。 次に初任給の問題であります。この前にも若干お聞きしたのですが、高卒初任給の格差が毎年ふえてきております。一九六五年に四百円だったものが、六九年には四千円になり、昨年で五千五百円だったわけですが、ことしも
