ただいまの仰せは、外貨予算の編成ないし国際収支の見通しについて、日本の現在の経済の力を必ずしも正確に反映しておらぬ面があるのじやなかろうか、それを素裸のままで出したら、たとえば国際収支は一体どういう姿になるであろうかという点がお話の眼目であつたと存ずるのでありますが、問題は主として輸入の面に現われて来るかと思うのであります。輸出の方は、二十八年度の当初予算を国会で御審議に相なりましたときに、輸出の総額は十一億八千万ドルということが国際収支の測定の基礎になつておつたのでありますが、先ほど来申し上げておりますところの輸出の見通しは、あるいはこれはまたはずれるか三しれませんが、十二億一千九百万ドルということになつておりますので、輸出の面に
