わが証取法はアメリカを母法にいたしておるわけですが、一九二九年の大恐慌に非常にこりまして、アメリカで一九三三年の証券法と三四年の証券取引法というものができたわけでございます。そこで銀行と証券界というものをはっきり区分いたしました。と申しますのは、銀行界をはじめ、わけのわからぬ金が非常に大量に証券界に流れ込んでおりまして、これが過当投機の大きな原因であったということでございます。その後三三年法、三四年法におきまして、証券業者の借金量というものを非常に制限する規定を証取法の中に置いております。これを踏襲いたしまして、わが方にも実は取り入れておるわけでございますが、その運用が十分かどうか大いに検討いたしまして、今度の新法におきまして、正味
