質産科目の中の不動産の評価の問題でございますが、その後経済情勢が変化してまいりまして、不動産価値、特に土地というものが非常に上がってくるという場合には、企業内部にいつまでも簿価で表示いたしておりますときには、大きな含みを持つということに相なろうかと思いまするが、企業の健全性という観点から申しますならば、それを容易に評価がえして、評価益を出すということは好ましくないと思います。ましてやそういう不動産、たとえば建物、ビル等が、自己自身の営業活動に使っておる店舗であるという場合には、それをそのままさら地、さらビルのごとく簡単に処分して、売買益をあげるということは困難な状態にあることは申すまでもないわけでありますので、そのまま時価評価すると
