それじゃ、このことについて——大体、皆さんの批判はこういうことなんですね。いまお話しのあったとおり、八年も慎重に検討した結果採用されたものを、ほんの短期間でこれを変更してしまうと、まあ朝令暮改でもあるし、慎重さに欠けているのじゃないか。一見民主的な手続はとられているけれども、四月知事選挙の選挙公約の実行だと考えられて政治的な力が相当入った感じが受けられる。入試競争緩和の決め手が高校格差の解消であることは明らかで、学校群制度はそのための一つのステップとなり得ることは事実であるので、千葉県で学校群廃止は、残念なことだが先例としてはなるまい。むしろ、まだこの制度を実施していない府県でも積極的に採用のための検討をすべきではないのか、府県内の
