春季闘争の問題については政府も重大に考えております。一日も早く解決をつけて国民に安心をさせたい、これは当然のことでありますから、調停案が出ましたものでありますから、それに対する各企業体を呼びまして、それで情報も集め、いろいろ内容を聞いたのであります。善処方を要望いたしました。
春季闘争の問題については政府も重大に考えております。一日も早く解決をつけて国民に安心をさせたい、これは当然のことでありますから、調停案が出ましたものでありますから、それに対する各企業体を呼びまして、それで情報も集め、いろいろ内容を聞いたのであります。善処方を要望いたしました。
それは企業体と勤労者との問の話し合いを平和裏につけるように善処方を要望したのであります。
いろいろ御指摘でありますが、それはやはり公労法の精神によって話し合いを平和裏につけてもらいたい、善処してもらいたいということを政府は要望いたしておりますが、それでもできなければ仲裁裁定によるよりほかに道はないと思う。私はそれを言っております。
何回申し上げましても同じでありますが、労働大臣といたしましては、できるだけ平和裏に円満に解決のつけることを要望してやみません。(「具体的に」と呼ぶ者あり)でありますから、それを望んでいるのです。けれども、それは両者の間に話し合いがどうしてもつかないとするならば、やはり仲裁裁定を待つ以外に途はない。私はこれは公労法できめられた方法であって、その方法の範囲内でやることが労働大臣の任務である、かように思っております。
事態が解決つかないでこのまま長引きますことは、国民及び国家に対して非常に迷惑をかけますから、政府の責任は十分に感じております。私は、いろいろ御指摘になりますが、ほんとうに平和裏に事の解決のつくことを望んでやまないのであります。しかしながら、公労法の精神、公労法の制度によってきめられているものですから、それを逸脱して私がやるということが、ほんとうの労働大臣のやるべきことかどうか疑問に思うのです。今、お前は政治家だから考えたらいいという仰せでありますが、私もいろいろ考えます。しかし制度の中に生きているわれわれは、この制度の範囲内において事を処理する以外に道はないと思っておりますから、御了承願いたいと思います。
まあいろいろお話がありますが、何でもかんでも政府の責任とおっしゃるけれども、今回のスケジュール闘争は政府が始めたものではない。(「当りまえだ」と呼ぶ者あり)でありますから、そのスケジュール闘争によって法を犯してやるという場合、それをわれわれは黙って見ておることはできない。しかしながら、事態を平和裏に解決したい、愛の手をもって勤労者を救いたいということの気持は十分持っておるのです。しかしながら、法を犯した者をそのままにすることはできませんから、やはりその点については厳重に処置していくよりほか道はないものと、かように考えております。
前提に申し上げますが、なるべく早く解決することが一番望ましい。けれども、今御指摘になりましたように、これは、当事者間において今検討しておるのですから、当事者間において話がきまるかもしれないのですよ。けれども、その結果によらなければわからないのでありまして、当事者間で今検討中で、勤労代表の方は受けた。今度は企業体の方が受けるか受けぬかということを、今検討しているのですから、いましばらく推移を見て、そうしてそれがどうしても受けられぬということになれば、やはり仲裁裁定が出るでありましょうから、その仲裁裁定を尊重する以外に道はない。その仲裁裁定が現在と同じ金額だという場合に、そんなら今やったらいいじゃないかと言われますが、やはり政府としては
まあいろいろ御心配の点、私もよくわかるのです。何べんも繰り返すと同じように、やはり仲裁裁定を待つ以外に私は道はないと思います。当事者間で今やっておりますから、その平和的解決を望んでやまないのであります。
お答え申し上げます。木村さんからの仰せにございますように、総評のスケージユール闘争はまことに遺憾にたえないことでございます。総評の性格についていろいろお話がありました。総評ができる時分は、共産党の指導による労働運動というものは完全なる発達をしないということで、これを修正するために総評ができたのであります。従って、当時は共産党との間に共闘しないという一項目があったのでありますが、それが近年に至りましてそれを削除いたしまして、共産党とともに共闘するという裏書きがあるのであります。従って、この三百万人の総評の方々全部が私は悪いとは思いません。その大部分は善良であってかつ勤勉な、日本経済のために、日本のために働いて下さる善良な方々だと思いま
お答えいたします。田村さんの憂国の至情あふれる、ただいまの御発言には敬意を表するものであります。民業の争議に対しましては政府は不介入の態度をもちまして両者自主的に話をきめてもらいたい、平和裏にきめてもらいたいということを声明を発し、あるいは使用者、勤労者の代表を呼びまして、いろいろ警告を与えて参ってきております。幸いに私鉄が本日全部片づきましたことは御同慶にたえません。炭労も近いうちに解決するような究気でございますから、さらに両者に向って平和裏に一日も早く安定するように警告をするつもりでざざいます。
総評は労働組合ではありませんけれども、総評傘下における各労働組合が、新聞その他にも発表されておりますし、われわれの情報に入っておりますが、相当なスケジュールを組みまして、各団体ともそれぞれ第三波というものを三月十一日を期して一斉に行うようなスケジュールがあるのであります。それぞれ当ってみるとやはりわれわれが傍受いたしました内容にあまり狂いのない計画のもとに各団体が進んでおります。ところが今御指摘になりましたような団体は、御承知のように公共企業体でありまして、その計画しておるところの職場大会であるとかその他相当大規模な休暇というようなものは当然とめられておるはずなんでありますけれども、それをあえて行わんといたしております。これと同時に
御指摘のようで、団体ではありますけれども労働組合でないと申し上げたつもりであります。
私は統一があると思っておるのです。組合は労働組合法によってできるものであって、この労働組合法によってできた各労働組合を中央で中央団体として取り扱いなすっておられると思いますから、私は労働組合として交渉する場合には各公企労の労働組合の方々と直接にお話しする方がいいと思ってやったのであります。
先ほど申し上げましたように、労働組合法に規定されておるところの労働組合ではなくて、任意にお作りになった労働団体であることは私は認めております。このことは統一されておると思うのです。
総評は今まで共産党との問題について共闘はしないという考え方のもとに立っておったのですが、今度は共闘しないということを放棄したのです。そうすると、共産党と一緒にやるということになると思います。それから赤い、黒いの問題は、私は字のごとく赤は赤だと思うのです。私はそういう考え方を持っているのです。
いや、共産党が悪いとは申し上げません。ただ共産党と共闘をしなかった総評が共産党と共闘するということになったんですから、そうすると、共産党と同じ方向におやりになる。そうすれば、私はこの点が違うと思うんです。共産党はあくまでも階級政党です。階級的な立場の上に立っております。私は階級的な考え方では日本の産業は成り立たないと思うのです。でありますから私は全体的に考えておる。いわゆる日本国民が一つの考えのもとに行けるということが最も望ましいことであって、階級的にものを考えるのでは特に労使の関係は解決がつかない、かように思っております。
その赤の言葉の発端は、私が言ったのじゃありません。それは速記録をお調べになればわかりますけれども、予算委員会において上林山君がそういう言葉を使ったんです。私はそれは全体はそういうふうに考えないものですから、ただそういうふうに言われるならば、共産党との間に共闘をしないという総評が、今度は共闘をするという意味の声明をしたから、その意味に御解釈願いたい、こういうふうに言ったんです。そのときに赤は向うが言われたのです。そこで今度赤とお前は言ったんじゃないかということでありましたから、それは赤は赤だ、こう言っただけの話であって、あれは僕の方から言ったのではありません。速記録をお調べになればその点はわかります。けれども、私は今御指摘になりしたよ
なかなかむずかしい御質問でございますが、赤と言えばやはり共産党のことになるでございましょう。それで私の一番おそれるのは階級闘争なんです。階級闘争は暴力革命に一致するのです。暴力革命に行く芽ばえがあるのです。でありますから、私はやはり国家の秩序を守り民族の発展を考えるためには、どらも暴力革命の芽ばえのあるような行き方はふさわしくない、こういう考えのもとに考えております。
今までいろいろ経過をしてきておりますから、版で押したようにきぱっといかぬけれども、その方向にはいっていると思うのですよ。今回も人事院の勧告はやはり政府はある程度尊重してのんでおります。一一%とおっしゃるけれども、人事院の勧告は六%なんですから、その六%にいっているのです。今度もまた公企労に対しまして仲裁裁定がきまりましたら、やはりこれも、財政経済の関係がありますから、きぱっとその通りにいかぬかもしらぬが、その方向に向って尊重してきめたいということは私は約束していいと思うのです。私はそれを約束します。
この間政府声明をやる前に懇談会をやりましたが、懇談会の前に各次官が集まりまして、私がその議長になっていろいろな点を相談いたしました。その結果閣議において各大臣に、公企労に関係する方々、官公労に関する方々みなありますから、それぞれに願いましたことは、違法行為があったらば処分すべきであるということをはっきり基本的にきめました。それが声明として発表せられております。そこで実力行使という言葉をお使いになったのか、処断という言葉をお使いになったのか、それはわかりませんけれども、とにかく違法行為があったら許しちゃならぬ、去年の二月十一日に発したあの通牒に基いて断固としてやるべきであるということを懇談会できめました。