まあ、せっかく法案が提案され、衆議院を通って参議院に来たわけですから、事務的に考えてみれば、この国会で成立するとしないとでは裁判所側としては非常に大きな得失があるわけですから、その気持ちはよくわかるわけですけれども、一方、日弁連のほうと話し合いの急につく見込みがない、つまり断絶したままで、いわば裁判所の一方的な力によってこの法案の成立をはかるということは、法曹一体化ということから考えてみても、どうも片手落ちのような気がするのです。私は先ほども、法律の施行前にということを言いまして、それも困難であるというようなお話を承ったのでありますけれども、かりにこれが、この特別国会でなくして、来たるべき通常国会で成立されるなんということであれば、
