この外交青書の中にもいろいろ気になることがございますが、特に、かねてからわが国政府は、一人当たりGNP一千ドル以下の低開発国といいますか、発展途上国、そこらあたりに人道的な援助をかなりやっていたと思います。園田外務大臣は前回、政治的な影響力を外交上持とうという、初めて青書の中に出てきた言葉があったと思います。それ以来というわけでもございませんが、最近は特に、今度の青書にも出ておりますように、タイ、パキスタン、トルコといった紛争周辺国に見られるようにといった形で援助の考え方を変えてきております。それと大臣のとられる全方位外交、これは先ほどおっしゃった等距離でないと言われるのかもしれませんけれども、その辺の関連をどのようにお考えになって
