運輸省としての方針を明確に今御説明をいただいたのでやや明らかになりましたが、どらも今回の海員組合が一大決意をもってストライキをやるという態度をとられたのも、実はここ数年——数年というと長いかもしれませんが、三、四年の間は大きな要求もなく、一路海運界発展のために全力をあげて協力してきたと私どもは見ておる。そのような海員組合の謙虚な態度に対して、特に最近の事業状態等を考えあわせて要求したものと思う。しかし、要求額が、たまたま不況に陥ってきたというような見通しのもとに相当額を引き下げて要求目標に掲げられたことも、私ども承知をいたししおります。こういう中で特に海員組合のことでありますから、常識面に立って行動されておることは、われわれも敬意を
