それでは最後に、この問題について要望を一つつけ加えておきたいと思うのですけれども、とにかく、たとえば、一社でまあ経営をさしておる。こういうことになるというと、独占企業にまかしてはいかぬと、こういうまことしやかな理由のもとに、需給調整の面もかなり低いにもかかわらず、利手方に免許を与えて、むしろ営業上混乱を起させるというような結果になる。ひいては両社とも経営が成り立たぬから、運賃値上げに求めるのだと、こういうことになって、帰すれば大衆にしわ寄せさせるということが往々にしてある。特にバス業界においてはなおさらそういうような傾向が最近顕著になってきたと思うのだが、運輸省は今後申請をする場合に、あるいは大臣が今度任期を終ってやめられる場合に、
