海上保安庁長官の方から、特にいろいろ指示してきておるという御説明でございましたが、本件の不祥事件発生以来、海上保安庁のとられた敏速な処置については、われわれも新聞を通じてよく承知している。ところが、事故が発生してから、幾ら海上保安庁が有能な力を発揮しても、この犠牲者を防ぐわけにはいかない。その前の海運局のとるべき態度について、私は先ほど質問しておるわけであります。そこで、法律をいろいろ見ていきますと、最大搭載人員であるとか、制限汽圧とか、満載吃水線の位置などを定めて、船舶の検査証書を交付しております。しかるに、この船は老齢、すでに三十三年を経過している。新聞によりますと、再三にわたって船長が修繕してくれ、改造してくれという要求を会社
