これは非常に重大な問題でございます。私は、いわゆる土地というものは普通の商品とは異質の物件であるということは社会的通念だと思います。そういう意味で、資本の自由化ということが直ちに海外の不動産業を自由に許すということにつながらないという考えを実は私は持っています。これについて、まだ外資審議会のほうとも十分協議はしていないけれども、私はそういう考えで、事務当局にもそういうふうな観点で準備することを私は指示いたしたいと思います。特に、現在日本において土地問題が非常に重大な社会的、政治的問題になっておるときに、膨大な資金を持つ者が土地騰貴によって現実に利益を受けられるという可能性がある今日、それは無条件による規制というものは適切ではない、こ
