私は、いま大出さんが言われたことについて、必ずしもそうだと言い得ない点があると思います。それはまず何かというと、役人が入ってはけしからぬということを言いながら、しかも民間と密着している、こう言っている。これがもし民間のほうから理事その他を入れると、今度は全く民間とのぐるになっている、こう言われるのですね。私は、どこから入ったということは、そう大きなウエートを占めることとは思いません。 それから、日本においてはすぐに天下り天下りということを言われますけれども、私は、いま定年大体五十四、五歳でやめた役人の人は、民間の事業あるいは政府事業についていかぬということの発想それ自身が問題だと思うのです。問題は、その人の能力と、適格であるかい
