今の点ですが、今度仮に、十億の増資が行われると、そうすると、それがどういうふうに各地方に割当られるか、一応の腹案を持つてお出でになるのではないかと思いますが、それを御説明願えるわけには行かんのですか。
今の点ですが、今度仮に、十億の増資が行われると、そうすると、それがどういうふうに各地方に割当られるか、一応の腹案を持つてお出でになるのではないかと思いますが、それを御説明願えるわけには行かんのですか。
中央のほうはどういう工合に配分されるかということはわかつておりますが、それで私は参考までに聞いて置きたいと思いますが、勿論各地方の金融情勢とか資金需要の情勢、そういうものを重点的にお考えになつて、配分されるのだと思いますが、どういうふうになつておるかということを知つて置きたいと思います。それから地方へ一定の枠が授けられたら、公庫の事務をいろいろな金融機関が代行を仰おせつかつておるのじやないのですか。そうするとそれらに対するかなり細か心割振りが行われるのじやないかと思いますが、それもやはり同様にですね、例えば、人口比率だとか、或いは地方に散在しておる金融機関の数だとか、いろいろなことが議案されるのだと思いますが、そういうのは一体どうい
酒だけですね。
証人が大変くどいと思われるかも知れませんが、もうちよつと念を押して質して置きたいのですが、大西さんは九月の六日に通産大臣から辞職の勧告を受けられたその一、二ヶ月前に、連産大臣の懇請によつてマーケツト少将にお会いになつて、あなた方が再編成そのものに反対しているのじやないのだ、再編成には賛成なんだ、ただ再編成後の電気事業のあり方について自分たちはこういう信念を持つてこれを主張しているのだ、それに過ぎないという了解を得に行つておいでになる、而も尚辞職の勧告を受けられたときに、冒頭のあなたの質問が、私共が退職することによつて、見返資金が出ることになるでしようか、という質問をされたということは、当時やつぱりあなたのお気持の中では、自分たちが政
櫻井さんは一部の勧告を受けて辞職をされたというのは、先刻も御証言になつたのですが、その一部に、自分たちがやめることによつて、見返資金その他がうまく行くのではないであろうかという期待もあつたという言葉だつたと思うのですが、ということは言換えると、やはりいろいろ通産大臣からは懇切な言葉を以て、或いは友人としての勧告ととれるような言葉もあつたかも知れませんけれども、自分たちがおることがやはり見返資金の出ることを阻んでおるのじやなかろうかという一抹の危惧をお持ちであつたろうし、従つてやめることによつてそれがうまく行くのじやないだろうかという期待をお持ちになつたのじやないかと思うのですが、そうではございませんですか。
好転することを期待されている中には、やはり見返資金も含まれておるわけですね。
それでですね、大西さんが劈頭にやはり危惧を持つて、見返資金が我々がやめることによつてうまく出るということになるのでしようかという質問をなされた。これはいよいよ辞職を決意される段階になつても、櫻井さんが、或いはそういう点が好転するのではなかろうかという一抹の期待を繋いでおられたというふうな御証言から考えて、通産大臣は表面いろいろなことをおつしやつておられるけれども、結局自分たちの在任することが政府の希望に反する、自分たちが在任することが見返資金のみならず、その他の資金の面でもとにかく好転を阻むことになるのじやないかという一抹のお考え方があつたのじやないかと思うのですが、御両所どうでございますか。そういうことは全然無関係で、素直に友人と
そこで今おつしやつたように、大臣が言つたのじやないが、あなた方の判断ではやはりそういう点も好転するのじやなかろうかという判断をなすつた、こう了承していいわけですね。
稻垣さんにお尋ねしますが、二十三日に総理と御会見になりまして、そのときには総裁問題について返答を留保されて、いろいろな事情がおありになつて延ばして参りたい、こういうことをおつしやつている。ところがその後小坂さんにきまつてしまつたというお話でございましたが、小坂さんにきまりますまでに総理から、こういうことをあなたに頼んで、まだ御返事を聞いていないが、別に適任者を得たから一つあの話はやめにして貰いたいとか、或いは話がなかつたものと思つて貰いたいとか、何とか小坂さんにきまるまでお挨拶はなかつたのでありますか。
全然なかつたのですか。
それは何ですか、今度はあなたからは御返事をなさつていな いと、それに対してあの話は一体どうであろうというような返事を向うへ督促せられたこともなかつたのですか。
その点で一言だけ官房長に聞かせて下さい。永山さん、お尋ねしますが、今日ここへ来られる前に今問題になつておるメモランダムを、いつ受取られて、いつ返したかということを調べて来たとおつしやつたが、これは何によつて調べたのですか。
渉外説長の報告は、渉外課長の記憶に基くものですか、何か記録があつたのですか。
それではその受付けたのは、役所の記録にあるのだろうと思う、想像なんですね、あなたの。
それからもう一つ確かめたいのは、これは可なり重要な書類なんですから、電話で返すということを言うて来たにもせよ、こういうことを言うて来ましたということを渉外課長からあなたに相談をかけただろうと、報告を受けただろうと思うのですが、そういう電話が来たということを池尾渉外課長から聞かされたという、そうしてどう処理しましようかという相談があつたかどうか、そのことの御記憶はどうなんですか。あなたの御記憶はそういう事実があつたという、そういう御記憶ははつきりしませんか。その点はどうですか。電話が来たということを渉外課長があなたに報告しまして、どう処理しましようか。尚返してよいでしようかどうかということが、あなたに御相談が来たと思うが、そのこと自体
私の尋ねておることは、そういう電話があつたという報告を受けられて、どうしようかという相談を受けられた、言い換えると、課長はあなたの指図を待つておると思うのですが、そのことの記憶はありませんか。返さにやならんという事態になつたということを記憶しておると言われるが、課長がその報告をし、あなたがそれに対して判断をして、そうして判断をしてこれは自分独断ではいかん、重要だから上の人に、上司に意見を聞いて見ようか、報告をしてこういうふうに計らつてよろしいかということをあなたが確かめに行つたか。或いは自分独断で、それは渉外課長に返してよろしいと言つたか、その辺の記憶がはつきりしませんか。時間とか、日時というものは、これは一々人間覚えておるわけにい
どうも明瞭を欠くのですね。
横尾さんにお尋ねするのですが、稻垣さんの後任総裁として新聞に出ておることは承知になつておる。ところがあなたの御心境としては、稻垣さんを煩わしたくない、煩わすべきでない、こう考えておる。その考えを持つておられるあなたが、何しに官房長を稻垣さんの所にお遣わしになつたのですか。そこのところをはつきり聞きたいのです。どういう心境であなたが頼みたいと思つていらつしやつてない稻垣さんの所へ、何しに官房長をおやりになつたのですか。
官房長が行くと言つたときに、当然あなたは何しに行くかということをお聞きにならなかつたのですか。
当時のあなたの御心境からすれば、新聞でどんな噂をしておるかとか、或いは閣内の誰かが、稻垣さんを是非起用しろということを万一言つても、あなたとしてはそれはとるべきではない。峻拒するくらいの気持は持つておられると思います。その当の稻垣さんの所へ、後任総裁としてどういう考えを持つておられたろうか、こういうことを稻垣さん自身の心境を確めるために人を派する必要はない。稻垣さんの所に行つて、誰か適当な後任はいないか。そういうようなことを察知できるような向きがあるかも知れない。案外掘出し物のよい後任後補者の名前を指摘して呉れるかも知れないということをお考えになつたのですか。本日あなたはその当時の心境をまじめにおつしやつておる。その心境は私共も成る