その通りお運びいただきますればけっこうなんですが、中国の問題のごときは、既存の条約関係にとらわれて、事実関係を全然無視しているという傾向が非常に強いと思う。私はこの際時間の関係もありますのでこれ以上深入りはいたしませんけれども、もう少し外務大臣としては事実関係に主眼点を置いて規律せられることが必要であるということを痛感しておるのでございます。 第二にお聞きしたいのは、大戦以来いわゆる法律関係に属する国際法の原則とかあるいは国際慣習とかが大きく変化しておると私は思っております。一言をもっていたしますれば、国際法なるものは現に発展の途上にあると申しても差しつかえないか、こういうふうに思っておるのでございます。しかるに外務省は、ややも
