再度お伺いしますが、ビルマの問題はいかがなっておりますか。
再度お伺いしますが、ビルマの問題はいかがなっておりますか。
これに対する政府のこれまでおとりになった態度等はいかがなっておりますか。
ビルマの再検討要求が出ましたのは、なるほど今御説明がありました通りフィリピンとインドネシアの賠償が済んだ後でございます。ベトナムには関係がないとおっしゃいますが、今後も交渉継続中ですから、初めは二国を基礎としてきたかもしれませんが、ベトナムの賠償等もこれに関連しまして将来論議の的になることがあり得るのじゃないかというふうに信じておるのでございます。こういうふうな点からも、私たちは賠償問題の交渉に対して関心を持っておるのですが、この点は全然関係がないという御返答でございますか。
それに関連しまして外務省内に何か委員会ができて、向こうからは大使だとかあるいは賠償官が出てこの問題の検討に当たっておるというふうに私は了解しておりますが、その通り間違いありませんですか。
もしできますればその予備交渉の内容等についてもこの際御説明を願えますれば、賠償問題全体を取り扱う上において便宜だと存じますので、この点御説明を願いたいと存じます。
それではその点はいたし方ございません。 もう一つ私がお伺いしたいのは、サンフランシスコ平和条約第十四条に基づいて賠償を要求してくる国は、今お話になりました国だけでございますか。
それではこの規定を見ますと、日本国は、現在の領域が日本軍隊によって占領された——日本軍の占領ということが賠償の前提になっております。これはもう御説明するまでもないと思います。しかし私の記憶によりますと、ほかにも欧米の国の間において、領土が占領されたという国が幾国かあります。この点はどうなっておりますか。
私が了解しておるところによりますと、非公式ながらポルトガル政府は何らか要求したことがある。ポルトガルとの間の国交回復は何年だったか私記憶しておりませんが、相当おくれている。その間国交はマッカーサー司令部の命令によって断絶しておりました。しかしこの国交回復をするためには賠償問題が片づかねばならないというのが、ポルトガル政府の終始一貫してとってきた政策であったというふうに記憶しておる。私が申し上げますれば、豪州の前面にあるチモール島は、半分はオランダ領、半分はポルトガル領、このポルトガル領を日本の軍隊が無通告で占領しておった。この占領に関連して日本との間で交戦状態が起こり、あるいは国交が断絶に至ったというふうなことが戦争当時に非常に憂慮
十四条に関係ある、なし、これはあなたの説が正しいかもしれませんが、しかし現実に占領して損害を与えておるということで、損害賠償の請求権は持っておることに私は了解しております。そうして外務省に記録はないらしいのです。私はないことも知っておる。その当時の外務省に対して損害賠償の問題が非公式であったとはいえ要求があったということは、間違いのない事実なんです。その交渉の経過がどうなっておるか私はこの際明らかにしていただきたいと思う。
外務大臣はこれは事実御承知ないのだ。おそらく外務大臣は私の前任者の時代だといってお逃げになると思った。まあ正直にお答えになったので、私はこれ以上追及はいたしませんが、ポルトガルとの間に問題があることは間違いない。事務当局の方において何らか資料でもございますか。
それはアジア局長の所管ではない、欧亜局長でなければ。条約局長どうですか、御承知ありますか、ありませんか。
それでは次会に欧亜局長の出席を求めまして、この点を明らかにいたしたいと思います。それはもし要求でもきますとまた賠償問題が新たに起きる。これは要求してこなければ大へんけっこうだと思います。(「どうしてそんな日本の不利益なことまで言うのだ」と呼ぶ者あり)不利益とおっしゃるが、あなたが寝た子を起こして中国のことまでおっしゃるから……。 次にお伺いしたいのは、スペインからは何か要求がありましたか。
スペインの点は、今明快に御答弁になりましたので明らかになりました。そこでタイ国はどうなっていましょう。
続いてお尋ねいたしますが、英国の関係はどうなっておりますか。——それでは私正確に申し上げますが、賠償と申しましても、これは戦前のものもございます。サンフランシスコの講和条約に関連したものもございます。大東亜戦争継続中、数カ年間日本が上海その他を実際占領しておりまして、莫大な損害を英国に与えておる。これについては長年イギリスから要求がございまして、私の了解しておるところによりますと、岸さんがイギリスに行く前に解決をしたいということで、いろいろ外務省があせったというふうに私は了解しております。サンフランシスコの賠償問題じゃないこのイギリスの賠償の関係はどうなっておりますか。
これは賠償と別問題だと私も今はっきりあなたに言っている。講和条約に基づく賠償とその他の賠償があることは、はっきり私は申し上げておる。講和条約に関係がなくても、イギリスとの間で実際上の賠償がある。これに基づいて日本の対外支払いに大きな額が加わることもあり得る。私はその点を言っておる。それからアメリカに対するガリオア、イロアの関係はどうなっておりますか。
それなら大蔵大臣の出席を求めて——大蔵大臣は前回アメリカへ行かれましたときに、この問題をアメリカ政府と交渉されたという事実がありますので、私は大蔵大臣の出席を次会に求めたいと思います。委員長においてしかるべく御善処あらんことを要望いたします。(「賠償に関係ないじゃないか。」と呼ぶ者あり)関係がある、対外支払いがある。
オランダの関係はさっき御説明がありましたね。オランダでも特別の問題があったと思いますが、これはどうなっておりましょうか。
それでは旧同盟国関係で何らか対外支払いを必要とするような事態がありますかどうか。
そこで私が何ゆえにこういうふうな質問をしておるかということを申し上げれば、与党の委員諸君ももうおわかりになると思う。私たちは日本の外国に対するこういうふうな債務の支払い能力の限度というものがなければならぬ。この支払問題に関連しまして、対外支払いの限度を年どのくらいの金額に御算定になっておるか、この点をお聞きしたい。これもおそらく大蔵大臣でないと答弁ができぬかもしれません。これは賠償に関連してやっておる。私は初めから関連してやっておる。もし御答弁ができませんようでしたら、次会に大蔵大臣からでも答弁を求めたいと思います。
私がこういう質問をいたしますのは、別に他意あるわけでない。日本にいろいろ外国から要求がくる。これに応じて払わなければならぬという金が出てきましょう。その総額を一体幾らに見積もったのが日本の財政状態等に勘案いたしまして適当であるかどうか。この点に私も関連しましてベトナムの問題をどう考えるかということを考究したいので、御質問した。この点については与党の委員諸君からおほめ願わなければならぬ。そこで私がお尋ねしたいのは、これは私からしいて質問しない方がいい。中共の関係です。しかし中共の問題についてはすでに佐々木委員から御質問があった。私はこの際質問を控える方が正しいというふうに信じておりましたけれども、与党から寝た子を起こすような御質問があ