ただいまの経過は大体新聞等で私承知しておりますが、問題の根本にさかのぼりますと、北鮮へ帰国しようという人を日本が北鮮へ帰すんだということについて、事務当局間の話し合いにおいて明確なる了解をつけていないというのが、この交渉のおくれておる根本の原因だと私は信じております。その点はいかがでありますか。
ただいまの経過は大体新聞等で私承知しておりますが、問題の根本にさかのぼりますと、北鮮へ帰国しようという人を日本が北鮮へ帰すんだということについて、事務当局間の話し合いにおいて明確なる了解をつけていないというのが、この交渉のおくれておる根本の原因だと私は信じております。その点はいかがでありますか。
しかし韓国側の了解と申しますか、韓国側としては、全部韓国に送り帰されるんだという前提のもとに話を進めてきたのじゃないかとうかがわれる節が多いのでございます。やはり北鮮へ帰る人については北鮮へ帰るという明確な了解をつけて、二月の十四日までに抑留者を全部帰すという了解をつけたのでなければ、再び話がもつれる危険があるのじゃないか。この点について外務省の事務当局の交渉に手落ちがあったと私は信じております。この点は今後明確に打開し得る見込みを持っておられますか、どうでございますか。
この点はさらにまた機会でもございましたらお尋ねすることにいたしまして、外務大臣の外交演説によりますと、「来たるべき全面会談に際しましては、公正なる基礎の上に諸懸案の妥結に努め、もって日韓両国間の友好関係を樹立いたしたいと念願しておる」ということでございますが、これはいかにもばく然たる表現でございまして、友好関係を樹立するということは一体どういうことを意図しておられるか、この際明確にしていただきたいと思います。
それではこの友好閣係を樹立するということは、つまり国交関係を再開するということであると了解してよろしゅうございますか。
それでは現在の李承晩政権を正統政府として認めて、これを相手に国交回復をするということと了解して差しつかえございませんか。
そういたしますれば、何ゆえに李承晩政権だけを正統な政府と認めておられるか、この法的な根拠をお示し願いたい。
それじゃお尋ねいたしますが、南ヴェトナムの政府を正統政府として認めるというお立場を政府はおとりになっておる。このときにはサンフランシスコの講和条約に調印をしているからだというお立場をおとりになった。しかし韓国は別に講和条約には参加してないと私は了解しております。その点の関係はいかがになっておりますか。
時間もないようですから別の問題に移りますが、日ソ平和条約の問題に関しましては、ソ連では日本の要求と申しますか、これは非常に荒唐無稽なものだと言っております。日本側といたしましては、国後、択捉は千島列島の中に包含されていないんだという見解を今持しておられるようです。私はこの通りの両国の主張をもっていたしますと、一致点を見出すということは非常に困難である。私は、今後平和条約の問題が論議に上ります際に、政府としてはいま一応サンフランシスコ講和会議におけるいきさつ等をも十分御検討になりまして、日本の立場を明確にされることが必要だと思う。岸さんも、この席上かあるいは他の委員会だったかと思いますが、サンフランシスコの講和条約の際に、外務省の条約
そこで明確にしていただきたいのは、当時のこの委員会における議事録を十分に御検討になって、政府として明確なる意思の統一をしていただかなければ、今後この問題は非常にごてると思うのです。わが党といたしましても、国後、択捉の返還を求めるということについては異議はございません。国後、択捉は日本の固有の領土であるが、しかし吉田全権が当時誤まってこれを放棄したのである。この前提のもとに立たなければ、私は問題の円満なる解決はできないということを確信している。外務大臣にお聞きするのは、吉田全権が講和会議においてこれを放棄されたと認められるかいなか、この点について現在の政府の立場を明らかにしていただきたい。
それではあらためて当時の議事録を一応はっきりごらんになって、その上で明確なる解釈を、政府としての御見解を示していただきたい。私はこの点に非常な疑問を持っているので、当時重光大臣に対しましても、関係国政府がいかなる解釈をしておるかという点について、関係国政府の意図をただしてほしいということで、重光大臣は両度にわたりましてアメリカ政府の意向をただした。第一回のアメリカの回答は、外務省から資料として当委員会に配付されましたが、これによりますと、国後、択捉については必ずしもはっきりしていないのだ。従って国際司法裁判所で問題にしてよろしいのだという解釈だったと私は記憶しております。第二の解釈になりますと、政府の政治的意図が多分に働いておったと
この点については、私たちもあえて異議はないのです。国後、択捉は日本の固有の領土であった。しかしこれを誤まって吉田さんが放棄したのだ。しかし固有の領土であったという歴史的な事実に基いてソ連に要求をすることは私は当然だと思う。当時私かこの議論を初めて持ち出しましたときには、自民党の委員諸君の中にも動揺があった。私も相当――愛知さんに言わすと利敵行為だというでしょう、そういうことで脅迫状めいたものも受け取ったことがございます。しかし私はあくまで正しい事実に基いて議論を進め、交渉を続けなければ平和条約の交渉なんかも円満妥結することはむずかしい。ただ一言、大臣はただいま、過去のことは一々勉強しておらぬとおっしゃいます。私は、非常な怠慢だ、この
それでは、日本の主張に近寄るように努力を重ねておると、こういうわけでございますね。
その通りといたしますと、私は、前提があるので、日本が放棄したという事実があるから、その事実を曲げて、日本の主張に同調するように、今お働きになっているのだということだと了解して差しつかえないと思いますが……。
私重ねて外務大臣に要望いたしますが、これはやはり彼我の主張がどっちにあるにしましても、重要問題である。そのサンフランシスコ当時にさかのぼって事実を明らかにして、明らかな事実の上に正々堂々と交渉を進められることが適切と思うのでございまして、十分に御研究いただきますことを要望しておきます。 第二に、日中貿易協定の問題でございますが、これは根本は政府が協定でやるべきところをやらなかった、民間へまかしたというところにいろいろな問題が派生してきた。自民党の態度もそこに原因しているものと私は思っておるのです。藤山さんは、この前のいつでしたか、私は期日は忘れましたが、国会において五人だけ通商使節を認めるのだという趣旨のことを御答弁になりました
私は大臣からお聞きしたと思いますが、これは速記録でも読まなければはっきりいたしません。その他国旗掲揚の問題につきましても、政府としてはすでに同意を与えられたということになっておると存じておりますが、いかがでございましょうか。
貿易協定全体といたしまして、政府としてはこれを受け入れると申しますか、支持すると申しますか、積極的にこれを支持するというお立場をおとりになるものと了解して差しつかえございませんでしょうか。
私国連の人事の問題についてお伺いしたいのですが、国連に日本が加盟しましても、十年間以上の空白状態があったわけです。私はその人事の問題は相当大きいと思う。しかも国連においては十年間に相当込み入った問題をたくさん取り扱っている。わずかの日本の国連の派遣員では、十分にこなし切れないと思います。この際こそ外務省では――名前を私は今思い出しませんが、英国人を長い間外務省の顧問に持ち、それから日露戦争の交渉のときにはデニソンという顧問を使っておりまして、非常な働きをなしたことは、幣原回顧録等をごらんになればはっきりいたします。私は国連においてこそ有能なる外国人の学者なり国際法学者等を雇用する必要があるということを、現場を見ましても痛感しているの
その点につきましてお伺いしたいのですが、これは事務当局でけっこうでございますけれども、何らか法規上これを雇えないのだというふうな関係がございますかどうですか。そういうふうに私は承わったのですが。
それなら一つ至急に国連の人事を充実する意味からいっても、外国人をお雇いになった方が能率を上げ、事務を円滑に進捗する上に非常に効果があると存じておるのでありますので、この点について一つ御考慮を願いたいと思います。 次にお伺いしたいのは外務省の人事の問題でありますが、在英大使を後任を任命しないまま数カ月も放置する、これは大臣としては非常な手ぬかりだと思うのであります。いやしくも大英帝国、斜陽国といわれますけれども、依然として国際的に非常に大きな発言権を持っておる大英帝国の大使の後任を考えないで、ばく然とこれを更迭するというがごときやり方は不得策であると思うのですが、この点はどうお考えになりますか。
次にお伺いしたいのはオーストラリア大使の問題について新聞紙上いろいろごたごたが伝えられておりますが、この真相は一体どうなのでございますか。