そこで政経不可分と申しましても、これはものの見方の問題であって、政府の考え方一つによって、政経可分にもなれば不可分にもなると私は思っておる。そこにやはり日中問題を解決するかぎがあるんじゃないかというふうに私は感じておる。そうはっきり、政治は政治、経済は経済というふうに区別して考えるところに前進をはばむゆえんがあるんじゃないか。たとえば、アメリカのごときは、国交はまだ回復しておりません。しかし、ジュネーブにおいて米国と中華人民共和国との大使の間において引き続いて交渉をやっておることも事実なんです。松村さんとか、あるいは高碕さんとか、政府の意図を受けて行かれる行かれぬは別といたしまして、政府としても、池田総理が政権をとられました後の演説
