それではそのような重要な情報が新聞界に漏れたのは、外務省筋から漏れたのか河野さんが報送したか、これ以外に私はないと思いますが、これはどうお考えになっておりますか。
それではそのような重要な情報が新聞界に漏れたのは、外務省筋から漏れたのか河野さんが報送したか、これ以外に私はないと思いますが、これはどうお考えになっておりますか。
私は前後の状況を総合しまして、どうしても重光さんと河野さんの間でつじつまを合せた説明をしたとしか受け取れぬのです。あなたの性格から言っても、外務省内でこんな問題を——あなたが非常に信頼しておる谷君まで、これは副大臣といわれておるし、門脇次官もおる。これらの方々に御相談になって、松本全権に対して注意の電報を出すなり何なりされることは当然だろうと思うのです。私はあなた限りで決定して下僚に言わなんだということは、どうも納得しかねる節があると思うのですが、これは意地の相違になってしょうがないのですが、しかし私は最後に、こう二元的にも三元的にも外交が行われ、あなたのかなえの軽重というものは、閣内でも閣外でも問われております。あなたは外交専門で
結論だけ申し上げますが私は、情報を集めるのは当然である、しかし政策を決定してこれを実行する上において、外務大臣と総理大臣の間に意見の相違がある、そこで二十一日にこの情報を聞いた鳩山さんは、日が軽いものですから知らぬうちに本音を吐いた、というのがこの真相であろうと思うのでございます。私は重ねて、一元的に外交を運営される上に最善の注意を払われんことを御警告申し上げて私の質問を打ち切ります。
私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいまの動議に対して全幅的の賛成を表明する次第でございます。十年以上異国の土地に抑留せられておる方々の御境遇に対しましては、衷心より同情を禁じ得ないのでありまして、ただいま木村委員からお話のありましたことにつきましては、私大体全幅的に賛成をいたします。私も最近イワノボとハバロフスクの両収容所を見て参りましたが、ただいまもお話のありました通り、ドイツ人に対するドイツ国からの贈りもの等に比べますと、非常な差のあることは事実でございます。ドイツ人からおすそ分けを受けて、下着類を着たり洋服を着たりしている人も非常に多いようでございます。また土地柄、新鮮な野菜がないということで、ビタミンの不足に苦しんでお
今外務大臣の説明を聞きますと、日本には観念上戦犯という考えはないのだと、はっきり明言されましたけれども、私はここに証拠を持っているのです。重光・ダレス会議に関する日米共同声明というものがございますが、これはむろん大臣がおやりになっておるので、責任をお持ちになると思いますが、この中に、はっきり戦争犯罪人というものに関する話し合いが出ている。私は読むと、「外務大臣は米国の管轄下におる戦争犯罪人の早期釈放を要請した。」こうはつきり日米両方で声明のうちに書いておる。これでもなお戦犯という観念はお認めにならぬのか、英米両国に対しては認めて、ソ連に対しては認めぬというお立場をおとりになるのか、もしそうといたしますれば、その理論的根拠を私はお聞き
それは詭弁だ。英米に対してば戦争犯罪人を帰してくれ、こうあなたはおっしゃったにきまっている。ただいまのソ連一に対する説明によりますと、抑留せられている邦人を帰してくれ、こうおつしゃっている。そこに非常な差のあることは明らかであります。いかに御答弁になっても私は納得ができない。むしろ率直にソ連に対しても戦犯を帰せという御要求をなさった方がいいのだ。そこでソ連としては、戦争状態にある今日戦犯を帰し得ないのだ、これは私は理論が通っていると思う。ほかに抑留邦人があるかもしれません。この抑留邦人は自分の意思に反してソ連に滞在を余儀なくされている連中だから、これがあるとすればこれは交渉前に人道上の問題としてこの帰国を求めることは私は当然だと思う
ただいまの御説明は私はある程度納得できます。しかしソ連が戦争状態にある限りは戦争犯罪人を帰すことができぬという根本的態度をとっている、日本は抑留者だから早く帰せという主張をとっている、こうなりますればその両方の主張が根本衝突、正面衝突することは必至であります。いかに政府がおやりになってもこの点については了解点に到達することは困難じゃないか、こういうふうに思っておるのでざごいます。御質問がありましたが、私の党といたしましては戦犯並びに抑留者を国交回復と同時に帰すという主張をいたしております。
私簡単に一問だけお聞きいたしますが、先日私が一万名内外の人の状況不明者、それからソ連の抑留者について資料を要求しておきました。そのときの政府委員の説明によると、どうもはっきりしない点がある。私十分にのみ込めない点がある。いずれ資料を見た上でまた質問をいたしますけれども、私は終戦直後の事態に関しまして二点だけお聞きいたします。終戦の直前においてソ連軍が入ってきた。ところが関東軍は新京から都落ちをした。今イワノーヴォにおる山田司令官なんかが一番先に逃げちゃった。そういたしますればあの広い満州に対ソ戦辞せずと言っておった日本の陸軍も支離滅裂になったことは想像されるのであります。外務省の人はあるいは民間の捕虜だった人にお会いになるような機会
もう一つの点は、捕虜生活の間にロシヤの婦人と非常に懇意になって、むしろ敗戦後の日本に帰るよりはと、みずから進んでソ連に残存した人も相当におるということは事実でございます。これば私が捕虜だった人から聞きましても、その人たちはもし自分に親戚等がなければ、自分も進んで捕虜にとどまりたかったということを告白しておるという人もあるのであまして、こういう数字もあるいは行方不明の中に含まれておるのじゃないかということも想像される。私はいたずらに一万何千名ということで主張し——調査すべきは調査すべきでございますが、わからぬ点があれば、こういうふうな事情に基いておる点があるのじゃないか、こう思いますので、外務事務当局としてこれらの事実を率直にお認めに
私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程せられておりまする国際連合への加盟に関する決議案に対して全幅的な賛意を表明する次第でございます。(拍手) 国連が、約十年前、平和維持の機関といたしまして誕生いたしまして以来、諸般の分野においてその活動を続けて参りましたことについては、あらためて申し上ぐるまでもございません。安全保障理事会を中心といたします政治的分野におきまして、立場を異にし、従って主張を異にいたします相手方に対して非難攻撃を加うるにとどまりまして、国連があたかも討論会のごとき姿に堕しておりますことにつきましては、世に批評の存するところでございます。近来、国連創設の第一人者とも言うべきアメリカにおきましてすらこの種の
私は、日ソ交渉について二、三点お伺いしたいと思います。政府はこれまで日ソ交渉に関する方針を具体的に明確にしたことはなかったと思います。重光さんや、鳩山さんからは随時国会で説明がございましたが、具体的な方針は発表していません。ところが、十一月十五日、保守合同後の新党におきまして、緊急政策の名のもとに日ソ国交の合理的調整というものを発表しております。政府はこの方針を遂行される決意であるかどうか。この点を第一にお伺いしたいと思います。
もっと明確に御答弁を願いたいと思うのですが、この方針を支持し、これに従ってやるという御意向かどうかを、はっきり一言でお答え願いたい。
それでは、私は党の方針に準拠して政府がやられるものという了解のもとに質問を進めます。私はこの方針を見ましたときには、保守合同を急ぐために、従来日ソ交渉の開始自身に反対している吉田さんやその一派の人々の意見を取り入れているものと認めているのでございます。 第二に、この方針で行きますと、東条さんのようなやり方なら別ですが、外交交渉は元来ギヴ・アンド・テイクであります。このことは練達なる外相の特に御承知のことと思うのでございますが、私はこの方針で行きますれば、早晩壁にぶつかることは当然だろうと観察しているのでございます。政府としてはあくまでこの方針に準拠し、この方針を遂行することに御熱意があるかないか、決裂してもかまわぬという御決心で
私はこの方針が決定されましたときには、民主党と自由党との間において思想の統一ができていなかった妥協の産物だと見ているのでございまして、この観点からいたしますと、たとえば南千島の問題等のごときは、重光さんがアメリカへ行っている留守中に、外務の事務当局が作った案を谷君が鳩山君のところへ行って判をもらって出したというようないきさつもございまして、必ずしも私は外務大臣が全幅的に支持しているかいないかを疑うのであります。しかし、この点について御質問しましても、これは意見の相違ということになりましょうから、私はこれ以上追及することを差し控えます。 個々の問題についてお伺いしたいのは、第一に抑留邦人を即時完全に帰還せしめるという項目がございま
ついでに伺いたいのですが、これでもってみますと、戦犯というものを政府は認めておらないと思うのですが、この点はいかがですか。
その点は連合国全体に対してもソ連に対しても同一でございましょうか。この点を伺います。
それでは日本に極東軍事裁判所というものが設けられまして幾多の戦犯がさばかれました。この事実はお認めになるかならないか、この点を伺いたいと思います。
ソ連に対しまして戦犯を認めぬという根拠を一つお示し願いたいと思います。
私は松本全権は非常に賢明な人ですから、おそらくソ連との交渉に当っては抑留されておる人とかいう言葉で交渉されると思う。しかしもし戦犯を認めぬという態度を政府がはっきり出されれば、これは概念がいいとか悪いとかいう問題は別としまして、実際問題といたしましては、私は交渉が壁にぶつかると思う。ソ連では現に戦犯千何百何十名、こう言っておりますので、戦犯は認めるとか認めぬという議論をやるといたしますと、私はいたずらに法理論的な応酬をやって、いつまでたっても決着点には到達しないと思う。私はこの点において政府が現実の事実としてソ連が戦犯と言っておるのですから、率直にお認めになった方がいいのじゃないか、こう思いますが、御所見はいかがでありますか。
今の御説明で私は幾らか安堵したのでございますが、次いで私は数字の問題に移りたいのですが、六月の十七日に園田政務次官が引揚促進委員会でございますか、これにおいてソ連地区よりの未帰還者は一万二千六百四十二名だということを発表されました。この内訳は省きまして、私はこの中に政府が状況の不明者としてあげている者が一万名以上ございます。ところが十一月一日に外務省はロンドンにおる高橋全権代理に対して百八十五名の人々について原籍地、氏名、性別、年令等を特に記載しまして生存の有無の調査を頼んでおります。この事実から見ますと、一万一千以上にわたる人々の中に、相当確実なる資料に基かぬ人がおるのじゃないか、政府としては吉田内閣のときは三十一万からの人がおる