マネーサプライを直接日銀の政策運営のターゲットにするということはいたしておりませんが、私どもといたしましては、このマネーサプライの動向を最も関心を持ってフォローしておるわけでございまして、常に過去におけるマネーサプライがどう推移したか、その場合にはいかなる経済現象が生じたか、景気はどうであったか、物価はどうであったか、国際収支はどうであったかというようなことを常に反省を加えて、将来の政策運営上の指針といたしておるわけでございます。お話のごとく、アメリカ、西ドイツ等々では、マネーサプライを直接金融政策運営のターゲットといたしておりますけれども、日本の場合、まだそこまで機械的なターゲットとして設けることはいかがであろうかというちゅうちょ
