今春来ヨーロッパの通貨には御承知のようにいろいろな変動が起こっておるわけでございますが、それをせんじ詰めますと、結局はその国における経済政策の巧拙と申しましょうか、あるいは正しいかどうかという、あるいは節度があったかどうかと申しましょうか、その結果としてはこのインフレ率が大変に違ってきておる、そのことのあらわれだと思うわけでございまして、単なる介入によってその体制をいかんともすべくもなかったということが、今日のポンド、リラあるいはフラン等の暴落の原因だと思うわけでございます。つきましては、この介入政策の以前に国内政策をより節度をもって運営する、財政の赤字を縮減する、そして国内資源をできるだけより多く海外にシフトさせる、そういった国内
