まあ現状はまだ非常に警戒しなくちゃならぬという段階ではございませんが、行く先注視を怠ってはならぬのじゃないかというのが私どもの現在の心境でございます。もし将来民間資金需要が起こってまいりまして、財政面の支出と相まってマネーサプライが非常にふえるというようなことになりますと、これは昭和四十六、七年ごろ経験いたしましたように、マネーサプライの面から物価が上がり、いろんな面が起こってくるわけでございますので、その辺が今後の一番われわれの関心事であるわけでございまして、そのようにマネーサプライが増加してまいりました場合には、いかにして公民の資金需要を調節するかということが当然最大の課題になるわけでございまして、民間の資金の問題につきましては
