中小企業金融公庫の昭和三十五年度の業務の実施概要は、会計検査院の決算報告、百二十九ページでございますが、報告のとおりでございますが、御参考までに、若干補足御説明申し上げたいと存じます。 三十五年度におきましては、経済の大幅な拡大発展に伴いまして、中小企業も総じて堅調に推移し、その設備投資も生産の増強並びに企業の合理化、近代化の必要から活発に行なわれたのでございまして、これに伴いまして、当公庫に対する資金需要もきわめて旺盛でございましたが、当公庫といたしましては、当初貸付規模を七百十五億円と定めて発足いたしましたが、ただいま申し上げましたような、中小企業の生活活動の活発化並びに貿易自由化を控えての合理化資金の需要に加えまして、五月
