今回の補正予算、私といたしましては、なるべくあまり大きくならぬようにということを最初は考えておりました。それは、私が九月の下旬に近く、アメリカへ例のIMFの総合等のために参りまして、そして現場でいろいろ関係の国の方の意見も聞いたり、お話し合いも若干いたしました。それらによって感じたところから、われわれが当面しておるところの日本の通貨問題、これについては特に慎重に、しかも十分気を張って善処しなければならない、対処しなければならないということを痛感したのであります。 そこで、帰ってまいりましてから、その後の貿易収支の問題、さらにそれから及んで、結論として出まする外貨の準備高の問題の進行模様等々を見ておりますと、われわれとしてでき得る
