これは結局三十年度の予算の説明を申し上げなければならないわけでございまして、この三十年度の予算は国鉄といたしましては一応の考え方はできております。政府といたしましてはまだ国鉄の案を検討中でございますので、御説明申し上げるだけの計数のはつきりした点は、まだ申し上げる段階になつていないと思います。ただ相当の大きな資金がいるということは、国鉄からの要望にもございましたし、来年度の予算につきましてはもう少し検討さしていただきまして、その上で御説明申し上げたい、かように存じております。
これは結局三十年度の予算の説明を申し上げなければならないわけでございまして、この三十年度の予算は国鉄といたしましては一応の考え方はできております。政府といたしましてはまだ国鉄の案を検討中でございますので、御説明申し上げるだけの計数のはつきりした点は、まだ申し上げる段階になつていないと思います。ただ相当の大きな資金がいるということは、国鉄からの要望にもございましたし、来年度の予算につきましてはもう少し検討さしていただきまして、その上で御説明申し上げたい、かように存じております。
踏切りの設備の向上につきましては、現在の状態は御承知の通り行政指導によりまして、できるだけ踏切りの設備をよくするようにというふうな状態でございまして、国鉄なり鉄道会社なりの経理の状況の許す範囲内において、できるだけ程度を上げるというふうな指導をしておる状況でございますが、根本的にはそれでは著しい向上というのは早急に期待できたいというふうな状況で、ございますので、ただいま御指摘がございましたように、何らかの立法措置が必要ではないか。まず踏切道の種別によりますところの一応の設備の基準というものを考えまして、これを強制的にやらすいうことになると、当然これは立法措置がいる。しかもその場合には、設備の向上の費用の負担という問題をどういうふうな
御指摘の通りできるだけ早い機会に、踏切りの施設向上に関する法案を出したいと考えております。
この踏切りの問題を広げますと、鉄道の施設各方面にいろいろと道路と接触する面が出て参りますので、範囲をどの程度にするか。範囲を広げて解決しなければならぬ問題がたくさんあるわけでございますけれども、そこまで問題を広げるかどうか、さしあたりいわゆる踏切道の設備だけにするかという点については、目下検討中でございますが、さしあたり緊急を感じておりますのは、いわゆる踏切道の問題に限定してはどうかと考えておりますが、ただいま御指摘のガードのことにつきましても、検討いたしておるようなわけでございます。
その問題は実は国鉄当局からお話願う方がいいかと思いますが、もちろん延滞金をできるだけ早く解消しなければならぬ。個々の会社によりまして、いろいろ事情もございますので、個々の会社の事情をにらみ合せながら、根本的には少しでも早く延滞金を解消して参りたいと考えております。
青函間の貨物輸送につきましては御指摘の通り、ことに秋冬繁忙期を控えておりますので、どうするかということが緊急な重要な問題でございましたので、運輸省といたしましては、国鉄あるいは陸上輸送、海運輸送関係者が集まりまして、この緊急輸送をどうするかということを検討したわけでございます。大体の考え方を申しますと、ただいま国鉄の方からお話がございましたように、今年の秋冬繁忙期の最高計画十八運航、貨車トンにしまして一日約一万トンを輸送しますのに比べまして、国鉄の残有連絡船をフルに稼動いたしまして、なおかつ一日約二千トンくらいの輸送力不足になる、かような前提のもとに対策を考えたわけであります。それでまずただいまもお話がございましたが、国鉄の持つてお
この宗谷丸につきましては、ただいま御指摘がございましたような積みかえの負担がよけいに国鉄にかかるわけでございますが、国鉄といたしましては青函航路をできるだけ少しでも輸送力をつけるという意味におきまして、別の船で国鉄の負担をもつてやつていただくというつもりでおるわけでございます。それから民船を利用する場合におきましては、道南海運あるいは定期船の場合につきましても、鉄道で運びます場合との運賃差——道南海運の場合には積みかえの手数料でございますが、定期船の場合におきましても、諸掛りを入れましても運賃差がございます。この点につきましてもいろいろと検討いたしました。たとえばばれいしよを室蘭または釧路から京浜あるいは大阪に運ぶ場合に、鉄道で運ん
ただいま輸送機関といたしましては、いろいろ技術的にも困難な点もあり、どうにも方策がないというふうに申し上げたわけであります。それは申し上げるまでもないのでありますが、ただいま十三万トンの滞貸があるというお話がございました。輸送機関としまして要請を満たし得ないということは非常に遺憾ではございますが、例年繁忙期におきましては先ほど国鉄から御説明がありましたように、この程度の滞貨は遺憾ながら従来ともあるわけであります。ことし限りのものではないのであります。これはもちろん輸送機関といたしまして遺憾なことでございまして、何とかこれを解消しなければならぬことはもちろんでございますが、そういうふうなことで道南海運につきましても、また船につきまして
この十五号台風によりまして、国鉄といたしましては、ただいま御指摘の弔慰金のみならず、船の関係の問題でありますとか、あるいはまた収入の面の影響であるとか、いろいろ損害と申しますか、被害がございます。さらにこの点につきましては、本年度の予算の執行上、十四号までのそれぞれの台風の被害もございまして、国鉄財政上大きな負担となつているわけでございます。従いましてこの十四号までの財政上の負担も合せまして、特にこの十五号関係の負担につきまして、本年度の予算におきまして国鉄の大きな重圧になつております関係上、計数を出しまして総合的に本年度の予算をどうするかということにつきまして、大蔵省と目下折衝いたしているような段階でございます。現在のところまだ見
この事件以来運輸省におきましては、災害対策協議会というものを設けております。それによりまして洞爺丸の事故の状況の調査ということを、関係の各局から委員を出しましてまとめ上げるという段階になつておりまして、実はその間のいろいろの資料はまとめております。これにつきましてはまだ原因という段階にまでは至りませんが、当時の状況――気象の状況であるとか、また予報の状況であるとか、もちろんこれは国鉄の報告に基いての点もございますが、運輸省といたしましてこの災害対策協議会におきまして、できるだけの事情の調査をいたしておるようなわけでございます。その点の気象判断につきましての事情、当時の状況ということにつきましての資料をとつております。ただいま御質問の
対策協議会におきまして、ただいま申し上げました当日の各般の状況に関する資料をまとめております趣旨は、ただいまお話がありましたように、今回の事件にかんがみまして、改善すべき点がどういう点にあるかという点の今後の対策を考えるための協議会の趣旨でございますので、そういう資料によりまして十分検討して参りたいと思いますが、もちろんこういう点についてこういう対策を立てるということにつきまして、まだ今日におきましては具体的にきまつておりません。ただ当日の状況につきましてどういうふうな状況になつておるかということを、大体まとめ上げたというような段階になつておるわけでありまして、今後そういう点につきましては早急に十分勉強して参りたい、かように存じてお
設置基準につきましては、先ほど来いろいろとお話にのぼつておりますが、これの制定に対しましては、私鉄経営者協会等のいわゆる意見も十分伺いまして、鉄道監督局といたしましてこの基準を設定いたしたわけでございまる。そしてこの基準を鉄道監督局長といたしまして、陸運局長なり或いは各府県知事に通達いたしまして、そしてこの踏切の整備の指導方針といたしまして通達をいたしたと、かように考えております。かような状態であります。
法的にはこれによりまして命令と申しますか、強制する力はございません。ただそれには勿論法的のなにが要ると思いますが、いわゆる差当りの行政指導の方針といたしましてこれを通達したということであります。
実は踏切の問題が当委員会でお取上げになりましたときは、実はこの踏切設置基準につきましても、目下検討中であるということを申上げたのでございますが、問題の性質上、これは急速に設置基準をまとめることにいたしまして、実は四月の二十七日に通達を出したということになつております。従いまして前回当委員会で問題になりました以後におきまして、この通達を出したということでございます。
その点につきましては、先般来当委員会におきましても議論がございましたように、何か指導の標準がございませんと、具体的に踏切の保安設備を指導する上におきまして、具体的な指導ができないということでありまして、設置基準はどうしても必要であるということを感じておつたわけでございます、勿論これは強制力はございませんが、それだけに何と申しまするか、全然不可能と申しますか、会社が全然相手にしないような基準を作つて見てもこれはもう不可能であります。従いましてそういう意味におきまして、理想と現実とどういうふうにマツチさすかというふうな点が実は基準を作る上におきまして非常にむずかしい点であつたわけであります。経営者協会を通じまして、各会社の意向も間接的に
大体只今井上技術委員長から話がございましたように、この基準を作りますにつきまして、まあそう無理もない、実はそれ以下の所にも設備がされておるような点がたくさんありますが、そういうようなところでどういうところに線を引くかということは非常にむずかしいわけでございます。一面におきましては国鉄の設置基準というものも参酌いたしまして、即ち国鉄と私鉄とは列車の単位であるとかスピードであるとか違いますから、その通りには行きませんが、いわゆる危険度というものにつきまして、大体釣合がとれるというふうな点に一つの理想を置きますと共に、現実の只今申しました姿をよく斟酌いたしまして、まあそう長い間かからないでこの基準に達し得るという見通しを立てたわけでありま
基本的には踏切の整備ということにつきましては、そういう問題が当然起ると思います。併しこれは将来のいわゆる根本的な対策という面におきましてそういう点は考えるべき問題だと、かように考えておりますので、只今作りました基準につきましては、そういう点までは考えておりません。会社のいわゆる自主的な努力によりまして、達し得るという程度の基準である。かように考えておるようなわけでございます。
いわゆる注意の義務といいますか、そういうような点から申しますと、これはやはり踏切を横切る通行者にあると思います。車を運転する、列車を運転する上におきまして勿論前方の注視は必要でありますが、一々個々の踏切を注意して通過するということは、これは不可能ではないか、かように考えております。
いわゆる注意するという側から申しましてやはり通行者側が注意してもらわなければならんだろうということを申しましたわけでありますが、勿論いわゆる列車の運転士に、例えば踏切で通るたびに直ちにとまり得るというふうな態勢で運転するということは事実不可能であろうと、かように申したわけであります。ただ踏切のいわゆる状態によりまして、非常に交通が頻繁である、或いは又その上に更に見通しも悪いというような場合におきまして、これは列車運転ということではなくして、いわゆる鉄道運営、鉄道企業の立場から見まして、やはり然るべき保安装置をやるべきであるということは、これは現在の法規の建前から申しましてもこれはそうあるべきであると、かように考えるわけであります。た
前段の点につきましてお答え申上げたいと思います。実は御質問が踏切におきましては通行者が注意すべきであるか、列車の運転士が注意すべきであるか、根本的にはどちらが注意すべきものであるかという御質問であつたものでありますから、私は踏切において通行者が注意すべきものであろう。列車の運転士は勿論前方注視をする必要があるが、それぞれ個々の踏切において安全であるかどうか個々に注意するということは非常に、ここまで負わすということは無理じやないかというふうに申上げたのであります。これがいわゆるあらゆる問題の責任云々と言つたつもりはございません。