御説明にありましたように、昭和三十二年にいわゆる原爆医療法が制定されまして、また四十三年には原爆特別措置法が制定される、こういったことを節目としながら、関係者の大変な努力の結果、漸次着実にその充実が図られてきたという事実については、立場、見方によって十分であるか否かという観点には微妙なものがありますけれども、それなりに私は評価すべきものと考えております。 しかしながら、一方において、原爆はどんなことがあっても二度と繰り返されてはならないということ、また被爆時から満五十周年というまたとない節目のときを迎える、こういったこと。さらには、先ほど来お話のありましたように、アメリカの例のように、現に原爆を戦争を終結させる有効な手段と考えて
