それは今、これから私がだんだん説明していきますが、大臣、スモンの場合、若年の発症者も多いんですよ。八歳で発症したとか、中学生とか高校生とか、あるいは二十代の人々、非常に人生の大切な時期にスモンが原因で、だから進学を諦める、結婚を諦めてしまう。あるいは、働いていた公務員だって、やめざるを得なくなってやめたという人がいるんですよ。あるいは離婚の苦しみを味わう。 そして、今日まで五十年ですから、五十年の人生を治療皆無のまま、スモンの痛みの中で生きてきているんです。若くして発症したスモン患者は、長い年月、家族がおりますから、家族や周囲の人に支えられてきているんですね。だから、そういう人々の介護に守られて生きてきた。 ところが、だんだ
