私は、今の池田内閣の方針は、アメリカに相当程度満足を与えていると思うのです。それはなぜかといいますと、これは去年の八月五日の各新聞に一斉に報道されたのですが、防衛庁としては陸上、海上、航空の統合作戦を強化して円滑にするために、統合戦略教範というのをまとめた。この中に「核による攻撃に対しては米軍の間髪入れぬ核報復力に依存しており、核兵器の持ち込みには弾力的態度をとっている。」弾力的な態度をとっているというのは、これはまあ新聞の書き方であります。しかし、三十五年にこの場所で、日米安全保障条約について私どもといろいろ議論した場合において、当時の自民党内閣、岸内閣としては、このアメリカの核兵器の持ち込みについてはしごくあいまいである。私はこ
