いやいや大蔵大臣、あなたはどうもこの問題について、これだけいまだかつてない日銀法二十五条の発動をなさったのだから、その直前の状態はどうだったのか、もっと親切に答弁されたらどうですか。一体運用預かりのは、全体で二十億ほど引き出しをしているんじゃないですか。株式投信はどうなっているのです。だから、そういう点、二十八日の状態はどうなって、このまま推移すれば二十九日はこうなるからというので私どもはやったんだ、こういう説明でなければ、これは国民は納得しないですよ。その点言ってください。
いやいや大蔵大臣、あなたはどうもこの問題について、これだけいまだかつてない日銀法二十五条の発動をなさったのだから、その直前の状態はどうだったのか、もっと親切に答弁されたらどうですか。一体運用預かりのは、全体で二十億ほど引き出しをしているんじゃないですか。株式投信はどうなっているのです。だから、そういう点、二十八日の状態はどうなって、このまま推移すれば二十九日はこうなるからというので私どもはやったんだ、こういう説明でなければ、これは国民は納得しないですよ。その点言ってください。
日銀は、日本の金融政策の運営のための銀行だ。それを一体無担保、無制限でやるというのは、私は許さるべきではないと思う。 そこで、私は大蔵大臣に順次聞いていきますが、これが最終的に、無担保なんですから、返済不能な場合は、その責任はだれがとるのですか。
八割は事実上無担保ですね。山一証券は返済する能力がない。これがもしも返されないという場合には、市中銀行が責任を負うのですか、日銀が責任を負うのですか。それはどうなんですか。
大蔵大臣、返せない場合はどうするのかと聞いている。返せない場合、最終的にだれがどうなるのか。
いまの件はいいですか。いま二割は、なるほど市中銀行、都市銀行が担保を出している。八割の山一の分は担保になっていない。そこで八割は焦げついた、返せない、その場合には、日銀と都市銀行とは話をして、ある場合には都市銀行にも負担してもらうんですね。その点はっきりしておいてください。
大蔵大臣、大蔵大臣はいままではわりあいに当予算委員会では御親切に答弁していただいたのですけれども……(発言する者あり)私が聞いているのだから、私に答えたらいい。 読売新聞の…… 〔発言する者多し〕
大蔵大臣、私はまじめに聞いているんじゃないですか。私は、この問題は大事だから聞いているんじゃないですか。私がこのことを聞いているのは、読売新聞における日銀の宇佐美総裁との対談会で、二割は都市銀行は担保に入れたが、八割はいわゆる山一だ、無担保だ。これが焦げついて返せない場合は、最終的には、それは日銀がしょう以外にはないのです。こう言っている。だから、私はあなたに聞いているのだ。あなたがそう答えれば次に行くのだけれども、あなたはきまってない、きまってないと言うから聞いているのだ。その点はそうなんでしょう。そうならそうとすなおに答えてください。
今日多くの中小企業が倒産して、それが設備投資による金利の負担、売り上げが焦げついて運転資金が本来の用をなさないで、しかも回収ができない。もうどこだって全部金利の負担重圧です。それがいま日銀が最終的にこの焦げついたものをしょうのだということになれば、それは私は国民は納得できないと思うのです。 私はあなたにお尋ねしたいのだが、先ほど吹原事件で私はお尋ねしたのですが、金融界というのは少しずさんではないでしょうか。山一証券については、興銀、三菱、富士、それぞれ専務を派遣して一体何をしていたのです。私はここでこういう記事をひとつあなたに読んで差し上げたい。三菱銀行の頭取の談話ですよ。二十九日、「今回の特別融資を見ても、大蔵省、日銀はきわめ
私は、この問題について証券会社が資金集めのために、銀行よさようなら、証券会社今日はといって暴走したのに対して、あまりに政府は強い規制をしていなかった、こういう問題がある。しかも運用預かりが問題なのである。運用預かりについては、もう大蔵委員会でもやったんですが、あなたのほうでは、昭和三十八年七月五日に、証券業者の財務管理等について、あなたが通達を出している。そうして運用預かりにかかる有価証券については、大体純財産額の二倍、三倍をこえてはならぬというが、去年の九月で六倍半、ことしで約八倍になっている。ここは私は政府の誤まりだと思う。そこであなたは将来廃止すると言う。この運用預かりを廃止する場合に、これにかわるものは一体何を考えているのか
田中さん、あなたは、新聞で見ますと、いよいよ党の幹事長におなりになる。これは新聞で拝見して、大蔵大臣として予算委員会で御答弁なさるのはおそらくこれが最後だろう。しかし、私は田中さんにお尋ねしておきたいのは、諸外国では政府は株価にはタッチしないというのが原則ではないのでしょうか。田中さんくらい大蔵大臣としてまことに株価対策のために一生懸命だった人は、私はいないと思うのです。いまあなたが言ったこのケネディショックのときに、あなたは記者会見で何と言うたかというと、もしも今後も暴落が続くようだとうっかり手を出せないのではないかとの記者の質問に対して、あなたは、これ以上下がったら私が買ってもいい、こう言っておる。私は、きょう新聞をたんねんにさ
大蔵大臣、私が言っているのは、この問題は、いまでもなおあなたは今度の山一証券の問題で非常に批判されているわけです。あなたがケネディショックのときに記者会見をして、これ以上下がったら私が買ってもいいというようなことを言ったということは、新聞の社説でも取り上げられて、非常に指摘をされているわけです。そこで私はあなたにお尋ねしたいのですが、一体日本の景気というものは向上するのかどうか。景気は、刺激が強まって景気が回復してくるのかどうか。 ちょっとお聞きをしておきたいのだが、大蔵省は、二、三日前に各省に対して、公共事業は一〇%保留せい、一〇%削った分で公共事業の実行予算を組んでこい、こう言いませんでしたか。それはございませんか。二、三日
主計局長、言っただろう。あなた主計局長として、各省に対して一〇%みな保留して、それを削減をして実行予算を組んでこいとあなた言っただろう。まだ大蔵大臣に言ってないだけなんだ。あなた言っただろう。言ってなければ言ってないで、各省喜ぶぞ、はっきりしたほうがよい。
まだしてない。 そこで大蔵大臣、お尋ねしますが、山一の赤字は幾らか。あなたはこの問大蔵委員会では、私が百五十億でないかと言ったら、そんなことは絶対言えないと言ったが、なに山一の日高社長が言っている。五月二十二日の朝刊に一斉に出ている。累積赤字は百五十億だ、こう言っている。そうでしょう。あなた、あのときずいぶんがんばって、秘密会でなければ言えない言えないと言ったけれども、その後私もちゃんと資料を持っている。そうでしょう。
いや、大蔵大臣、山一証券の社長が言っているじゃないですか。おれのほうは百五十億だ、こう言っておる。これはどう解釈したらいいのですか。自分の会社の社長がそう言っておるのに、あなた何で言えないのですか。
山一証券の再建について、これは去年の九月の有価証券報告書についておる監査報告ではっきりしておりますことは、いわゆる貸し付け金が百三十三億八千万円、おそらく焦げつくだろうとは書いてないが、この中で貸し倒れ引き当て金がたしかに四億八千万と決算では見ているけれども、三十五億見なければならぬ。しかし三十五億では足りないのです。最低五十億以上です。しかもこれは、大蔵大臣、あなた専門家だから知っているじゃないですか。山一証券のこれはどうなったのです。自分が二部の上場株だと思って買い込んだ。思うようにいかない。株価は下がった。しかたがないから自分の子会社に売った。手持ちさした。手持ちをさしたけれども、手持ちさしたのでは子会社がもたないから、その差
大蔵大臣、あなたいま個別企業だから赤字は明らかにできないと言っておるけれども、それなら一体何で日銀法二十五条という伝家の宝刀を抜いてやったのです。総理の前で私は大蔵大臣にひとつお尋ねしておくのですが、山陽特殊製鋼でも、社長、重役が全部私財の提供を命ぜられた。この日銀法二十五条の適用で、先ほどからここで議論したように、無担保、無制限だ。しかもこれは日銀が最終的に責任を負う。一体山一証券をはじめとして、各証券会社は日銀から金は融資してもらう。自分たちのいままでの経営はたなに上げて、どれだけ自分たちが経営に責任を持つのか。かつての重役その他は、一体私財の提供その他についてどうするのか。たとえば、前の山一証券の社長は、去年の九月やめるときに
それじゃ、私最後に総理にお尋ねをいたしたいのですが、この証券会社の経営は、三十八年九月決算から悪くなっているのです。ところが、ふしぎなことに、三十八年の政治資金を見てみると、たとえば山一証券は七百二十万円、日興証券五百三十万円、野村証券五百十万円、大和証券七百六十万円、大商証券五百七十五万円、山崎証券百五十万円ですか、合計三千二百四十五万円、そのほかに日本証券金融で、これが約百万円ほどある。そのほかに上田短資というのが百万円やっている。三十七年を見れば、それは経営のよかった状態かもしれませんが、同様に証券会社はやっている。大和証券九百十万円、大商証券百四十七万円、日興証券六百七十万円、野村証券三百三十万円、——野村は少ないんですな。
もうこれで終わります。 田中さん、これはあまり感心したものじゃないです。あなた、大蔵大臣として御存じでしょう、こういうものが出ていることね。私は、こういう問題について、あなたの後援者がお出しになったものなんだろうと思うけれども、こういう問題についてはやはり十分配慮して、さっきから総理が言っている政治家の姿勢を正すということ……。(田中国務大臣「ちょっとやってください」と呼ぶ)やったほうがいいですか。田中さんからわざわざ釈明したいというから……。実は田中さん、これですね。日銀法二十五条というのは信用という問題でしょう。ところが、これはあなたの後援者があなたを非常に尊敬をしてというか、あなたを神だなに上げて拝んでおけばお金が入るとい
大蔵大臣にお尋ねしますが、山一証券が今日こういうような状態になって、まず各金融機関が三年間の金利のたな上げをした。これを各企業について全部やれば、会社更生法の適用をしなくても済むところもたくさんあったろうと思います。だから、三年間の金利たな上げを金融機関がやったというのは、実質的な会社更生法の適用によく似たようなものだと思うのです。もう一つは、この問題はやはり取りつけ騒ぎの一歩手前であったと思うのです。私は大蔵大臣にこの点お尋ねしたいのですが、山一証券がこういう状態になったのは一体どういう原因であるとお考えになっているのか。これは証券局長ではなくて、やはり国務大臣としての田中さん、大蔵大臣としての田中さんから、なぜこういう状態になっ
いまのお話だと、あげて責任は証券業界の責任である、業者のいろんなあり方の問題である。そうすると、これは一私企業の責任なんです。これに対して日銀が特別融資をするとかなんとかというのはどういうわけなんでしょうか。これはやはり田中さん、あなたのほうで大事なことを忘れていませんか。これは政府の責任でありませんか。政府の責任があればこそ、あなたのほうは異例の大蔵大臣談話を発表し、あなたは、それは予算委員会でやれ、大蔵委員会でやれ、おれは堂々受けて立つというようなことを言っておるが、そんなことはここでは通じないのです。やはり政府の責任があるんじゃありませんか。ないですか。あなた御自身は、おれは責任がないと言うかもしれない。しかし、三十五年の池田