公平にされるというのは、今まであった欠陥を順次直して、今後その取り扱い方を全部同じにしていく、こういうふうな考え方でございますか。
公平にされるというのは、今まであった欠陥を順次直して、今後その取り扱い方を全部同じにしていく、こういうふうな考え方でございますか。
それじや具体的に伺っていきますが、現在の金融機関のうち、普通銀行と、中小企業を対象とした銀行との間には、金利の上についてはなはだしい差がある、この差について、大臣はどういうふうに考えておるか。
金利は安いほど日本の産業の安定のためにも、あるいはまた国際貿易の競争に勝つためにもいいということは、大臣も私も見解は一致していると思うのです。ただしかしながら、現在普通銀行と中小企業を対象としたところの金融機関との間では、貸し出しの金利に相当の開きがある。この開きというものは、決してよいものではないと私は思う。大臣は今公平に育てるということを言うておりますが、大臣のとっておる政策が公平に育成しておらないから、この差が出ておるのじゃないかと考えるのですが、いかがですか。
その是正するという努力は、具体的にはどういうことですか。
今の大臣の具体的な考え方というのは、決して今日の当面している中小企業を対象とした金融機関の金利の引き下げ策ということには、私はなっていないと思う。今日の中小企業を対象とした金融機関は信用金庫であります。それから相互銀行であります。こういうものが中枢的な役割を果しているわけであります。この相銀、信用金庫と普通銀行の金利の差というものは、現在当局がとっておる金利の引き下げということによって、全面的なしわ寄せを受けておるのです。従ってこの問題に対しては、当局として、これらの金融機関の金利の引き下げに対する具体的な対策を何らかの形で私は出さなければならぬと思う。長い間金融機関に対しては権威を持っておられる大臣であるから、当然このことはわかっ
今日一般的な見方として、普通銀行には金が余ってきておるといわれておる。また現実にそういう現象が出ておる点が、幾つかの点で指摘をされておる。その反面に、中小企業金融機関というものはきわめて金融が逼迫して苦しい。これは大臣が御承知のように、二月、三月の不渡りは非常に小口であった。しかもこれがわが国における、最高の件数を示した、こういうように報道されているわけですが、こういう現象については、大臣はどうお考えになりますか。
答弁が少しくそれておるように感じておったのですが、ただ最後に、中小企業にメスを入れていくという御答弁があったのです。メスを入れていくというならば、問題点に向って率直に入っていくのが一番いいと思うのです。この場合、わが国最高の不渡り件数が出ておるということは、とりもなおさず中小企業における金融が逼迫をしておって、これらを扱っておるところの銀行、金庫から、これらの関係に回し得る資金が少いことからきている、こういうふうに見ておるわけです。従ってこの問題解決のためには、大臣が本腰を入れてこういう機関の問題の解決に具体的に乗り出していかなければならないのではないか、こういうふうに考えるわけです。この点についての御見解を伺いたいと思います。
中小企業の全般論としては、なお私は多数の意見があると思うのです。ただ、今は金融制度の問題だからして、全般論についての意見は差し控えますが、問題は、今日これらの中において具体的に回っている金が少いということ、少いがためにいろいろの現象が出ている。しかもこれに対して、当局は手を打たれていないではないか、そこに私は問題があると思うのです。金融制度の改革案を出されたとしましても、これは、本質的には日銀の問題であり、あるいは普銀の支払い準備金の問題であり、政策委員会の問題である。こういうような点だけに対する解決が出ておつて、今日当面している普通銀行と中小企業を対象とした金融機関との金利の大きな開き、この面について何ら対策が出ておらぬ。あるいは
普通銀行は今日金が余ってきている現状である。戦後長い間普通銀行も資金の不足では苦しんできておる。特に日銀からは相当の援助を仰いできておる。ところが今日に至っては、その援助の必要もなくなってきた。この現状と、これらに対して日銀からは全然援助の方法がない、あるいはまた当局も援助育成の策がない、こういう問題に関して大臣はどう見ておられるのですか。各金融機関を公平に健全に育てるというふうな御答弁と実際のやり方は違っておる、いかがですか。
普通銀行が資金が豊富になってきても、中小企業や劣悪産業に対してなかなか金を回さぬことは、大臣がよく御承知の通りだと思う。特に金利の引き下げをやったならば、客を選んでくる。安い金利でも引き合うような客だけを選ぶということになるので、その結果は下へ下へとしわ寄せされてくる。従って、現在信用金庫とか相互銀行とかが持っておるところの比較的いい客層というものは、現在の金利を引き下げるようになってくると、普通銀行にとられてしまう。普通銀行がこれをだんだん相手にしてきてとってしまう。その結果、これらの機関はますます悪い客層だけをつかんで運営せざるを得ないということに落ち込んでくる、この点に関していかがですか。
金融制度調査会では、金利の引き下げについては、具体的に、今私が質問申し上げたような点について何らかの対策をとろう、こういうふうに考えておいでですか。たとえば相互銀行や信用金庫、こういうものに対して、どうしたならば金利を下げてやることができるかという点について、もう大臣の構想はおありだ、こういうふうな御答弁なんですか。
金利というものは、大臣がよく御存じのように、下げる政策をやらなかったならば一厘といえども決して下らない。一厘の金利というものは、その銀行の余剰利益の全体を支配するだけの力を持っておるのでありますから、従って金利というものは、一厘下げようと思っても、政策としてこうしてやるというだけの強い政策を打ち出さなかったならば、決して下るものじゃない。このことは、私が言うよりも大臣がよく御存じの通りなんです。従って、具体的にこういうふうに下げてやる、たとえば今の相銀なり金庫なりに資金量が足らない、コストが高い、従ってこれは貸し出しの金利が高いのだから、これをどういうふうにしてやったならば、どの程度に金利が下るかということは、大臣がよく御存じなんで
金利の下る環境というのは、どういうふうにしたらできるのですか。また大臣としては、その状況はどういうふうにしたら出てくるとお考えになっておりますか。
今日の情勢からいって、物価の安定あるいは日本全般の安定というもの、そういう状況は、見方はありますが、一応できてきているのじゃないか。そういう問題よりも、もっと日本全体の金利を下げなければならぬ、また国際的に見ても、日本の金利は高いということがいわれておる。従って、これはどうしても自然に下ってくるのを待つよりも、金利政策を優先して、もっと下げよう下げようというものが絶えず出てこなければならぬ。そういうような現われが、普通銀行に対して金利引き下げになってきておるのだが、ただ普通銀行だけの金利引き下げということでは、迷惑を受けるものが先ほど申し上げたようにいるのです。普通銀行で下げられるならば、相互銀行、信用金庫は客をとられて、迷惑を受け
現実がなっておるという点ですが、大臣、それは普通銀行が下る、それからその他の次のクラスの金融機関はそれをかぶっておる、これが現実の姿なんです。これを大臣が認めていいというふうにお考えならば、私が最初に質問したところの、金融機関を公平に健全に全部お育てになるのかということに対して大臣はそうだと言っておるのだが、結局その結果は、具体的になるとそうではなくなってきておる。いかがでしよう。
資金量をふやすということ、それから金利を下げるということ、このことの具体的なものとして、歳入代理店を認める、あるいは日銀との取引をさせろ、こういう道を相銀それから信用金庫の連合会に対して開くならば、大臣が苦労しなくても、打ち出したところの対策でもって金利は自然に下ってくる、こういうふうに私は考えるのですが、これをやった場合に、これらの金利は下りませんか、どうでしよう。
日銀から金を貸しておるのは幾らでしたか。
手形の取引は二銭と言われたのですが、もっと安いのがあるはずだと思うのです。
まだあるでしよう。二銭よりも安いものはまだたくさんあるでしよう。
市中銀行が金が足りなくなって日銀から援助を仰ぎますと、この場合にいろいろ段階がありますが、これは幾らでありますか。