日本とオーストラリアの貿易全体としての動きは発展の道をたどっておりまして、昨年も往復合わせますと六十億ドルぐらいの大きな量に達しております。ただ、御指摘のように、ここ一両年の経済状況の変動がございまして、日本側の経済活動全体の低迷ということの影響を受けて、羊毛などを含めました豪州の対日輸出で、かなり影響を受けている部面もございます。ただし、これは特に日本側において、政府において輸入を阻害するとか、そういう意図は全く持っておりませんで、牛肉などの例はございますが、その他、羊毛等につきましては、自由な貿易制度のもとにおいて行われておるわけでございまして、経済活動全般の影響のあらわれが豪州にそういう部面であらわれたという現象でございます。
