私は重ねて運輸当局と総裁にお尋ねするのですが、総裁は俄然この問題になりますと、昔の運輸事務次官に返つてしまつて、国鉄総裁という大きな経営を担当しているあなたらしくない、細心の御注意を払つて私に答弁されているわけですが、私は決してその掘り下げたこまかいそういう一つ一つに対して、議論を実はしているわけではないのです。この法律ができたその精神は、一体どこにあつたかということから私は議論を進めておるわけであります。もしあなたの御議論の通りに、こまかい一つ一つについて議論をするのであれば、昭和二十八年度当初国鉄当局が運輸省に出した予算原案から、まず掘り下げて行つてみなければならないと思います。ということは、一つの例を申し上げると、現在の国鉄の
