社会資本の蓄積がおくれておるということは、これはもう言うまでもございません。社会保障につきましては、ようやく制度それ自身の整備というものは先進国並みに一応ここで整ってきたんではないかと思いますが、問題は内容であろうと思います。たとえば年金制度にしましても、まだ発足したばかりで成熟しておりませんので、掛け金はみんなかけても年金を受領する国民というものは数が非常に少ない。これから初めて年金制度というものは成熟していくんだということで、現在のところこれが福祉予策というものにはそう多くはあらわれていないというようなことは、先進諸国予算と比べてこの違いであって、日本の福祉予算が非常に予算の中に占める比率が非常に少ないとか多いとか言われています
