これは日本政府に対しては、まだ正式に来ているわけじゃございません。そうでございますから、具体的にソビエトのアジア安保構想というものについて政府が解説をするといいますか、コメントをするというのは、非常にむずかしいことでございますが、もしいろいろ伝えられるような内容であった場合にどうするかという仮定の上の議論を申し上げますと、やはりアジア集団安保をもし日本が認めるとしましても、その大前提は、やはり私は、日ソの平和条約の締結がまず必要であろう、それがあって、ともかく日本もそれに入るか入らないかという議論をする立場になろう、これが第一であります。さらに、その段階でもう一つ私どもが考えなければいけないことは、アジアのすべての国が参加をできる。
