今の答弁、問題の掘り下げ方が、まだまだ浅い。低賃金にしわ寄せするということを、率直に認めるとか認めないどころの騒ぎでなくて、これはひどい状態であるということを、お互いに認識して、普通の常識を越えた状態でありますから、これを根本的に、まず輸出振興の基礎をここから出発するというくらいにスタートを切らなければならないのです。たとえば、さっき申しましたように、スカーフの関係をいいましても、最初は一枚加工賃八十円であった、それが現在はどうかというと、一ダースが六十五円です。こんなひどい状態になっております。そうして、このしわ寄せばどうかというと、職工賃金の不払い、染料の不払い、こういうことになって、自分も倒れれば関連産業も倒れていく、こんな状
