こっちで一方的に、通産大臣やあるいは日本のそれぞれのこれに関係ある各省の大臣が頭の中で構想を練っていても、これはから回りで、それから何も現状を把握できない。こうありたい、ああありたいという願望だけで、もちを絵にかいているようなもので問題にならぬと思う。現在日中貿易において問題になりますのは、政府の方で確たる決済問題はどうするのだ、通商代表部の交換はどうするのだというような、一つ取り上げても問題がしぼられてくるこの問題に対してどうするという考えもない、はっきりした答えも出ていない、それからたとえばココムの特認の問題、チンコムの特認の問題、あるいは消費見本市を向うに開くとしても、その出品の品目の問題、そういうことにすらとことんまでいかな
