電気料金はずつと前から原価主義でやつている。基礎資料をもつて会社の方から一割四分四厘の値上げを要求している。それに対して引上げ要求そのものが妥当であるかどうかということの吟味が前提条件にならなければならないのに、一割四分四厘はこれは必要な値上げ率であるという前提に立つて、そして税金はこれだけ負けた、金利はこれだけ負けた、だからこれだけは値下げできるという話を聞いていると、もう何か一割四分四厘の会社から出した資料というものは絶対の条件であるというふうな考え方に立つて、そうして税金でどれだけ負けてやるか、金利でどれだけ負けてやるかということでは、料金そのものの内容に対しての吟味というものが少し足りないのではないか。政府当局がまるで電力会
